勇人、いつき、ありがとう。(再掲)
終わるのはまだ少し先だけど、こうしてひとまず感謝を述べれば、また読み返して「これが書いてない」って思い出せていっぱいいっぱいありがとうが増えると思ったから。とりあえず、書きます。
勇人、まず、本当にありがとう。
勇人のがむしゃらに突き進む姿もかっこよかった。ブレないところがかっこよかった。
だけど、勇人がブレないのは「夢に対する姿勢」だけじゃなかった。
データだから当たり前って言われたらそれまでかもしれない、だけど、アプリつけていつでも「歯磨いたか?」とか「無理すんなよ」って言ってくれるとこ、いつ見ても硬派でかっこいいところ、ブレなくて大好きでした。
そして、最初はアイドル目指してたわけじゃなかったのに、わたしがもふもふくまさんとか着せても、顔色ひとつ変えずに「踊るなら本気で踊れ」って言って踊りぬいてくれるところも硬派で大好きでした。
どんなダンスをしてもまっすぐな目で真剣に踊りぬいてくれる勇人を見て、少しでも生きる気持ちを繋いでいたように思います。
ドリフェスやっていた頃、もしかしたら大学生活で一番くらいに苦しかったかもしれない。
バイト先で偏差値高いくせに頭が悪いとか顔が気持ち悪いとか言われ続けて、好きだった男の子からは連絡来なくなって、思い返してもどうやって生きてたのかわからない。
だけどもしかしたら、そんな悲しい日々の中で、アプリをつけたら変わらず勇人が硬派に迎え入れてくれたからかもしれないね。
だからね、本当にありがとう。
そんなアプリがもう終わってしまうのは悲しいけれど、でも、本当に本当に、ありがとう。
そしていつき。
いつきは勇人とは違って、やりたいことも突き進みたい道も定まってなかったね。
だからそんな自分の対極にある純哉を目で追ってた。かっこいいと思ってた。そして保険をかけるように勉強したりアイドルしたり、どっちつかずな自分を恥じてた。
だけど裏を返せばそれだけいつきには可能性がたくさんあった。Rでは知識を活かしてコメンテーターをすることに憧れを持ったり、(一番やりたいことを見つけるには繋がらなかったかもだけど)アプリでは得意なダンスに憧れてくれる子供にエールをもらって、夢のない自分が夢を与える側に立ったことに感動したり、実は一番「憧れ」に対してのバリエーションが豊富なのはいつきなんじゃないかなと思うくらい。
いつきがどんなアイドルになるのか、どんな風にサイコーを超えるのか、どんなことを最終的にやって行くのか。
密かに楽しみにしていました。
でも、もうわからないかもしれないね。
すごく悲しいことだけど、でも、夢をずっと探し続けるのもいつきかもしれないね。
いつか、いつかまた会える日が来たら、その時はいつきは何になるのか、何になりたかったのか、何になれたのか、何になりたいのか。教えてください。
ふたりとも本当にありがとう。