KING OF PRISM -Pride the HERO-

 

※ネタバレ注意

 

 

 

 

 

当たり前のことをいいます。

 

 

 

 

HEROってヒーローで、当たり前にヒロなんですね。

 

 

 

はい。

 

 

 

 

いや〜一介の声豚が応募券のために見に行って精神やられて帰って来ました。

 

 

 

一応前作も壮馬くんが出てるから見てて、まあまあ好きだったんですけど、今回は前作とはまあ違った面白さだったかなと思います。

 

 

 

前作の方は、なんかわけわかんないけど、わけわかんなくても感動できる感じで、

今作もまあわけのわからないところは多いですけど、それでも筋が比較的通っててそこに感動するんですよね。

 

 

 

 

挿入歌の歌詞のシンクロ率が上がったように思います。

 

 

 

プリリズしらないので、一概には言えないですけれど、Rebootのヒロver.はやべえ。

 

かけがえのない存在であるコウジとの絆を脅かされていることに恐れを感じたヒロは、その絆の確固たることをたしかめたくてハリウッドへと向かいますが、そんなヒロに対してコウジは愛の鞭というか、まあ拒絶します。

 

 

ズタボロの精神の拠り所を求めに行ったはずが、それを唯一満たしてくれるはずだったコウジに拒絶されたことへのダメージは大きくて、泣きながら街をさすらうときに流れてくるRebootは、ちょっと観客の涙を誘うには十分すぎるんじゃないでしょうか。

 

 

あんな街でおっさんに唾を吐きかけられるヒロは、貧しい時代に味わった屈辱をも思い出していたかもしれないですし。まあこれは想像ですけど。

 

 

ああいう、親の美貌が根底にあって、ダメ男に引っかかったオンナに育てられた男っていうのは、儚くて可憐でたまらないですよね。そしてそれでいて、その花が開ききった時は誰よりもたけだけしくて、それでいて美しいわけだから。にらみつける時の、歪んでいるのに美しい凜とした顔が好きなんです。育ちにそぐわない気品というか。

 

 

ヒロは唯一にして絶対の愛やら絆に支えられすぎているというのは母親譲りだと思います。

ああいう駄目女に育てられた顔のいい男、個人的に好きなんですよね。

 

そしてそんな男が、愛している人に拒絶されてボロボロになる姿もたまらないと思いますし、途中挫けそうになっても、母親も自分のようにたった1人愛する人に愛を貫く姿に感銘を受けたり、カレーでコウジを思い出してエーデルローズの絆に感化されたり、そして帰ってくる場所はPride。

 

 

いい話ですね。

 

 

ルヰがPrideを使わないのもまた1つのプライドというか、愛ですよね。大好きなシンへの想いで彼はステージに立ちたかった。そして、ヒロもそれは同じだった。

 

 

 

 

そして今回、そのステージを作り上げるのに一役買ったストリート組のことも忘れてはいけないと思います。

 

 

 

アレク、カヅキ、タイガ、3人揃って失格となりますが、それぞれ失格のベクトルが違って、でもカヅキとタイガは少し似ていましたね。

 

 

アレクはカヅキと勝負がしたいだとか、そもそもこんなちゃらくさいステージが気にくわないだとかそういう理由で己の実力を振りかざして、ステージをめちゃくちゃにし、失格となります。

 

 

そしてタイガはそれを止めに入るけれど、(失格者のステージとはいえ)人のステージを邪魔したとされ、同じく失格。

 

 

 

 

アレクとタイガ、2人のバトル中の楽曲はEZ DO DANCEでしたが、タイガが参戦した時の歌詞が「永遠のルール 変わる瞬間」だったことをよく記憶しています。

 

 

たしかに、あの2人のステージは永遠のルールが変わっていたように私には見えました。

 

 

2人の信条がぶつかり合う、自由で熱いステージでとても良かった。

 

 

 

だけれども、結果は非情でした。

 

 

 

しかし、そんなときに納得のいかない中、カヅキに一言「最高にフリーダムだったぜ」と声をかけられ、思わず泣いてしまうタイガ。

彼らは本当に、数値だとか、順位だとかに縛られてステージに立っているわけではないんですね。

 

 

アレクもまあ、数値だとかは気にしていないだろうし、そういう意味では同じなんでしょうけれども、アレクのいう自由は、逸脱した自由で、自分本位のものでしかない。カヅキとタイガのステージにおけるフリーダムさは近しいものだったと思います。

 

 

音響も破壊されたボロボロのステージでカヅキさんが歌った、アカペラのFREEDOM。

 

 

 

 

「俺たちが 目指すのは Just Now

勝者じゃなく勇者だろう」

 

 

 

カヅキさんのスタンスはいつだって変わってなくて、そのステージの勝者になることではなくて、勇者になることなんだなとあのステージからビシビシと伝わってきました。

 

 

採点なんてされない上に、観客は泣いていて、誰も幸せじゃない空間があって、カヅキさんにはそれが許せなかった。人を笑顔にするために、カヅキさんは一歩前に出ます。まさにその姿が私は勇者だと思いました。

 

 

だけどそんなカヅキさんに少し違和感を覚えたことも事実でした。

 

 

プリズムスタァとして模範的すぎない?みんなもっと好き勝手プリズムスタァやってるよ?カヅキさんのいう自由ってなに?もちろん、何かを壊すこととか大きく逸脱することではないんだろうけど、そんな優等生的なプリズムショーをやってカヅキさんは満足なの?

 

 

 

カヅキさんの自由ってなんなんだろう。

 

 

 

というか、そもそもカヅキさんの目指した自由こそが真の自由で、それが何かを壊すことがあるとしたら、他人を縛る先入観だとか、諦めだとか、悲しい気持ちってことなんでしょう。 そしてそれが誰かを守ることになった。

 

 

そんなカヅキさんから太鼓判を押されたタイガのステージも、誰かを守るための自由だったからこそカヅキさんに認めてもらったわけで、カヅキさんはアレクの中にあるわだかまりも壊したんだろうな、すごい男だなと思います。

 

 

 

 

もっと書きたいことがいっぱいあったと思うんですけど、とりあえずヒロ様とカヅキさんはすごいなあと思いました。

 

 

推しの一条シンくんのこととか、気になってるといった高田馬場ジョージくんのこととか、そもそも声優(斉藤壮馬)目当てで行ったんだからユキ様のこととか書ければいいと思ったのですけど。

 

 

 

ちなみにガチアスペなので、プリズムショー出場者が立花ユキノジョウ!って言われた時に「ッシャー」って感じで拳突き上げたら、撤回されたんで、めちゃくちゃ笑いました。

 

 

いつかユキ様のプリズムジャンプが見たいです。