変なこと?
今日、姉の彼氏が家に泊まりにくるんです。
先月も来ていて、来月は姉が彼氏の実家に行くんだそう。しかも、母親を連れて。
結婚前提?らしくて、親に挨拶をするのが常識だろうという母の考えから来ているんですね。
先月泊まりに来た時に母と私で少し話をしていたら、
「ちょっとママは買い物があって出かけていたんだけど、帰って来たら、やけに家が静かで変だなあと思ったの。まさか、二人で変なことしてるんじゃないでしょうね、って」
とかなんとか言われた。
まあここでいう変なことってのは性的なことなんでしょうけれども、それを「変なこと」とぼかすのはなんだかなあと思ったんです。
母は
「婚前交渉なんてありえない。結婚前には相手の家に挨拶に行くのが常識」
なんて言ってますけれども、
自分はデキ婚ですからね。ええ。自分が非常識だという自覚はあるのかしら…?というか、自分が守れなかった「婚前交渉」という束縛を子供に課す理由はなに?自分がそれで失敗したから?
恐らくは、母もかつては性的なことに関しての嫌悪感(隠されて育って来たからこそ受け止めることができないみたいなアレ)を持っていたんでしょうし、
それでいて歳をとるに連れて恋愛をしてそこに性的な事情が絡んでくるという刺激にうつつを抜かしていたんでしょうし、
そしてそれで自分の人生が失敗したからこそ、厳しくするわけであって、性的なことに関しては男性側(父親)に主権を委ねていたんでしょうし、
迫られなければ性的なことをしようとも思わない、本来は恥ずかしいものであるから、と思っているのでしょうし、
いくら出産経験があろうと根本的なところではまだ性的なことに対する嫌悪感というか未知の感覚が抜けていないのかなと思う。
だから「変なこと」とかいって知らんぷりして遠ざけるんでしょうね。
それを性的なことのせいにしたり、子供に押し付けるのは間違っていると思いますけど、インカレテニサーに何言ってもわかんないと思うんで特に何もいう気はないですね。
ただ現代は性的なものをあらわにすることに嫌悪感を抱かないというか、それすら承認欲求のために使ってしまう人間が多いですよね。
それもそれでどうなのかなとか思うんですよね。
まあそれに関して持論を述べるとしてもどうしも性的な話を私もしないとならないし、説得力を持つロジックとして実体験が必要になってくるでしょうから、私も私自身の性体験を綴らないといけなくなって、それもそれでマウントみたいになってしまってイヤなんですよね。
女性やイキりオタクがSNS上でセックス経験マウントをとるのを見たときの嫌悪感と、母が性的なことを「変なこと」と言い出したときのなんとも言えないモヤモヤ感はとても似ているんですよね。
表裏一体というか。
■
今日は、就活マッチングサービスの会社に行った。
まず「どういう軸で就活しているのか」と聞かれた。
少し考えればバカでもわかるが、この時期に就活相談に来る学生など、6/1の内々定解禁に遅れた意識の低い学生に決まっているのだ。
なので正直に「軸は定まっていません。どういう方向で進めたらいいのかわからなくなってしまって」と答えた。
そして、大まかに就活の変遷を述べると、次は「どういう社会人になりたい?」と聞かれた。
だが、質問の意図がよくわからず、「役職や業種ってことですか?」などとアスペ返しをし、漠然としたことを言うと、
「もう少しきちんと言語化してほしい。社会の役に立つ仕事っていうのは、だいたいの仕事がそうだから、ようは社会貢献だよね?どういう方向で社会貢献がしたいの?あなたのしたい社会貢献は何?」と聞かれた。
私がしたいことは社会貢献だったのか…?
そのあと答えたことはよくわからなかった。
聞かれた質問に対して感情を無にして適当な答えを見繕っていた。
私はべつに思えば仕事に対してやりがいとかは求めていないと思うし、見た目が比較的ゆるくて上司が口うるさくなくて残業代が出て通勤が面倒でなければなんでもいい。
だけどアドバイザーさんはいっぱい会社を探してきてくれて、それぞれの会社の仕事の良さを1から説明してくれた。
そうしたらなんだか働く気にはなってきたけど、たぶんいざその会社の説明を聞いて、どんなところに魅力を感じたのか聞かれたとしても、言語化できないだろう。
「その経験からあなたはどう感じたか」とか「どの経験があなたをそうだと裏付けるのか」だとか「どうしてあなたはそれをやりたいのか」とか「やりたいと思った理由はあるのか」などという、誰かを納得させるための理由を言語がすることができないので。
前戯の長すぎる童貞並の駄文
幼稚園、小学校、中学校、高校
それぞれで抱いていた夢は存外覚えている。
幼稚園はお花やさんだとかケーキ屋さんだとかを卒業文集?みたいのに書いた。
ただそれは姉や周りの子が書いていたからとりあえず書いた。
本当はアイドルになりたかった(モー娘。やミニモニ。が好きだったから)。
でも恥ずかしいから書かなかった。
小学校低学年の頃は幼稚園の先生になりたかったらしい。
でもそれを言ったら笑われた。
それから夢は言わなくなった。
(夢を持てないのはそのせいではない)
小学校中学年高学年になると夢は特になかったように思う。
強いて言えば中学受験を始めたので、第一志望の学校に受かることだっただろう。
なぜ行きたかったかというと母親も叔父もそこに通って欲しそうだったのと、受かればとりあえず怒られることはないと思ったから。
特に自分の意思で通いたいと思ったことはない。なので、姉が通っていたにもかかわらず関心がなく、どんな制服なのかすら知らなかった。
中学生の時の夢はよく覚えている。
『純情ロマンチカ』が好きだったので、上條ひろき(漢字忘れた)みたいに名門大の文学部に入りたかった。
それで就職はせずキャバ嬢になりたかった。
なんとなく中学生くらいになると自分が社会に適合できないことにも気づいてくる。
見た目が華やかであることに対しても、お金がもらえることにも魅力を感じていたし、将来がない仕事だとは承知していたが、別に正社員になったからといって将来は安泰するわけでもないし、死んだらみんな一緒じゃん、と思っていた。
ちなみに当時仲よかった友人から「ミミがキャバ嬢になんかなったら友達をやめる」と言われたが、それとは関係なくその数ヶ月後に友達をやめられた。
それから塾に通わされることになった。母親なぜか私に期待していたので、中高一貫の中学生対象の先取り塾に通わされた。
そこには、私のような定員割れ私立中学の在籍者などはおらず、偏差値60越えの名門ばかりが集まっていて、1人だけバカでとにかく肩身が狭かった。自分はこんなやつらに揉まれて勝てない…勉強なんてしたくない…そんなことばかり考えていた。
けれども中学三年生の時に、高校進学に向けた進路選択があったから、少なくとも文系か理系かとかは考えないといけなかった。
理科の偏差値は29だったが、実は理系に行きたかった。
というのも、文系ゴリラだったので、文系科目はやらなくても常に上位にいて退屈だったのだ。(その塾でも数学はてんでダメだったが、英語はそこそこだった)
大学受験を視野にいれていたので、勉強をしないといけないわけだから、勉強しなくてもできるものを勉強するのが嫌だった。それならゼロから頑張りたいと思っていたような気もする。
あとは家が不動産で小さい頃から物件のチラシに囲まれていたので、住宅に関する興味もあった。お絵かきのためにつかっていた裏紙に描いてある間取り図を見て、口うるさい母親から逃げて1人で生活する妄想なんかをよくしたものだから。
「そうだ、家作る人になりたくね?」なんて思っていた。
だが現実はそうも甘くなく、私の理科の偏差値では底辺大学に進学することになるので、学費もバカらしい。文系を余儀なくされるのだった。
それからモチベーションをなくした私は高校一年生になった。
当然、勉強などする気にもならず、もう大学に行かなくてよくね?と思うようになる。
そもそも親の金で遊んでる大学生がバカに見えていた。
まあそこから大学進学を目指す過程は端折るけど、高校二年生になった私は私立文系を目指すことになる。
はずだったのだが、『黒子のバスケ』に出会ってしまった。
高校二年生の時、Amebaに生息しており、緑間あみなどというハンドルネームを名乗っていた。そして毎晩毎晩「緑間くんのシュートは落ちん!ちん」などというつぶやきを残し、朝になると「発言が不適切であるため削除されました」などという警告でタイムラインを埋めていたのである。
まあとにかく緑間真太郎に没頭していたことが伝わればいいのだが、それが進路選択にどう関係があるかというとやっぱりある。
いわゆる、キャラクターに本気で恋をしてしまう「夢女子」だったので、緑間くんと自分がどう結婚し、どう生活していくのかを真剣に考えていたのだった。
緑間くんは料理が苦手だった。
だから料理は私が作ってあげたかった。
「料理の学校に行きたい!」などと言い出した。
当然理科の偏差値も低ければ家庭科の成績も悪いので、却下される。
進路の定まらない、勉強もしない娘に呆れた母親に私立文系専門の予備校の体験に通わされたりもしたのだが、やはりそれは簡単すぎて向いていなかった。
「やっぱ勉強したくねーし、たぶん高3の秋に黒バスの二期始まるよね?受験勉強どころじゃないなー…推薦で文系私大入ればよくね?将来の夢とかより黒バスの二期だろ」
などという考えに至り、本当に私は勉強をやめた。が、まあ予備校には行っておこう、その方が母親も静かだな…などと思い、予備校に通った。
が、存外予備校の勉強が楽しく、外国語に興味を持った。
日本語は話す、読む、書く、に私は使っていたのだが、英語は「考える」に使っていたので、楽しかった。
ので、外国語を学べそうな学校をたくさん受けた。
思えば日本語以外の言語に触れて何かを深く考えることで現実世界から逃げていたのだと思う。
文構を受けたのも、外国語が週に4日あるからだった。
実際通ってからは落単ギリギリの劣等生だったので、よほど現実と理想の乖離が著しい人間なのだろう、私は。
前戯の長すぎる童貞並にくだらないことを書き綴ってしまったが、何が言いたいかというと、
幼稚園〜高校までの私がこんなである以上、就活がうまくいくわけはないのだということ。
友達が書いてた夢だから、お花屋さん。
早稲田大学の学生に人気の企業って書いてあったから、○○。
とりあえず親が怒らないだろうから、中学受験。
親があーだーこーだいうから、とりあえず総合職。
見た目のゆるい仕事がいいなあ。
大学受験より黒子のバスケじゃね?
就職活動よりティンダーじゃね?
大学生になったらモテるのかな。
社会人になったらモテるのかな、結婚してえ〜!
楽な学部に入りたい。
9時5時で帰りたい。
目先のことしか見えておらず、現実逃避的な欲望や「夢」として抱きがち。
そりゃあ働くビジョンも理想の企業も見つからないわけです。
いい加減現実見ようにも、見方がわからないよね。
友達の夢じゃない、親の文句言うことじゃない、そんな判断基準持ち合わせてなんてないから。
DearDream1stLIVE RealDream
就活だけど、息抜きも兼ねてライブに行った。
2.5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!」のユニット、DearDreamの1stLIVE "RealDream"である。
DearDreamとそのライバルユニットKUROFUNEが出演で、中の人がアミューズ所属でかっこよくてダンスもできて声優は初挑戦だけどみんな上手くてそれでアニメも出て、ゲームのアプリにも声を吹き替えて、ゲームのダンスと同じダンスをそのイケメンたちがキャラの声で踊ってくれるというすご過ぎるライブである。
何がすごいって、アニメのアイドルはMVにすると、二次元なのに、人が作ったものなのに作画がずれるが、三次元のDearDreamとKUROFUNEは作画ずれがない。めっちゃかっこよすぎる。
私の推しはDearDreamのこの木なんの木片桐いつきです!あとはKUROFUNEの黒石勇人の二推し。中の人の推しも、それぞれの担当の太田将熙と株元英彰。
基本的にアイドルにも俳優にも関心のない人間なので、ドリフェスはアニメ一話目を見てあまりにストーリーが好きすぎてハマったクチのド新参だ。
けど、今日ライブ中に流れた「DDの軌跡」を見て運命を感じてしまった。
最初から追ってたわけじゃなかったので、最初の方のイベントを見せられてもなんの感慨も湧かなかった。むしろ周りにいるオタクたちの「懐かしい〜!」の声に「なんだ、古参アピールか?」とソワソワしてしまったくらいだ。
だけど、「壮馬が行く全国行脚」には見覚えがあった。
「ふうん、なんかよくわかんないけど石原壮馬っていうジャニーズみたいな感じの人がいるのね」と認識していた。だからアニメイトで「石原壮馬」っていう名前を見たときに「あっよく壮馬で出てくるイケメン系の人だ。アニメイトとかで売り出してんだ。俳優?がんばれ!」みたいに思っていた。
ドリフェスを好きになって、声優を知った時はびっくりした。「あっ!!!!!あのアイドルの石原壮馬くんって、この石原壮馬くん?!?!」と。
別の追っかけをしていたときに知った声優のイベントになぜかいま行くことになった。その偶然にいまだに驚きを隠せない。
「壮馬が行く全国行脚」を見て、そんな偶然を思い起こしてしまった。
推しは太田将熙と株元英彰と言っておいてなんなんだが、石原壮馬の話をしようと思う。
石原壮馬は、恐ろしいくらいに天宮奏(石原壮馬が声を当てるキャラクター)だ。
まっすぐで、たまに本心から出た一言が人の心を大きく揺さぶるからだ。着飾ってない等身大の言葉が、逆に計算しつくされた社交辞令のような感謝の気持ちよりも言葉に響く。
今日はたくさんの応援を貰って素敵なライブができたことに対して「俺まだ20年しか生きてないのにこんなご褒美貰っちゃっていいの?!」「これから先もっと人生楽しいことがあるんだろうな!生きててよかった、これからが楽しみだ」という旨の発言をした。(多少違いはあるが内容としてはこんな感じ)
すごい考え方がまっすぐで素敵な子だと思った。
例えば40歳のファンが聞いたら「私は人生で二倍ご褒美を貰ってるべきなのか」とか「年増で悪かったな」と思うかもしれない。でも石原壮馬はそんなことは考えない。
でも、「これから先もっと楽しいことがたくさんあるんだろうな!生きるのが楽しみ!」ともいうから、長く生きている人も、長く生きたことに対して肯定的な気持ちが芽生える。
石原壮馬のそういう無邪気で人を惹きつける天賦の才能が眩しい。
冒頭にも書いたが私は就活生である。
内定はなく、20社以上エントリーしてESで落ちた第一志望群が7社、ウェブテストで落ちた会社が1社、面接で落ちた会社が2社、サイレントが2社、選考結果がまだなのが5社、選考に進んでいるのが7社とまあひどい出来である。選考結果がまだの会社が仮に5社とも通ったとしても確率としては半分しか通過できていないことになるのだから。
一応早稲田大学の学生であるにも関わらず大量採用な金融機関の書類は通らず、中小企業にはウェブテストで落ち、テストセンターはほとんどが不正解の知能である。
もちろんやりたいことなどはない。ただ金は欲しいし、でも楽はしたいし、見た目はゆるいところがいい、けどダサい典型的な文系営業マンでおわりたくない。といいつつ努力はしない。
そのくせプライドだけは高く、大手病なので、このままだと留年まっしぐら。
そんな状況のくせに悠々とライブに行った。
頑張ってるDearDreamとKUROFUNEのみんなを見たら、私も就活頑張ろうと思えるかも!って思ったからだ。今日を踏ん切りにまた頑張り直せると思っていた。
石原壮馬も株元英彰も、みんなにそういう勇気を与えたいというようなことを言っていた。
だけど私は、就活を頑張ろうとは思えなかった。
これはDearDreamやKUROFUNEが悪いのではない。むしろ最高を超えていた。
ではなぜ私が就活を頑張ろうと思えなかったかというと、就活を頑張った先に夢がないからである。
DearDreamやKUROFUNEは、応援を貰う→応援を返す→逆にもっと大きな応援を貰える→また返す→それでもっと大きなステージに立つ、といった風に、頑張ることとその先にある目標が明確なのだ。
だが就活はどうだろうか?流されるままに就活生になって、とりあえずエントリー→とりあえず面接→とりあえず運で合格→とくに仕事をした先に自分がどうなりたいというビジョンはない のである。
だからDearDreamやKUROFUNEの輝かしいステージを自分の漠然とした将来へのエネルギーとすることはできなかった。
私は人生でやりたいことはもうやってしまって、私の夢は全てかなっているのだ。
働くことは私の夢ではないから、叶えようと奔走する意味もないのだ。
さらに、こんなにかっこいい人たちを見れてしまって、私はさらに幸せで、もう、生きてる理由がわからないのだ。
少年犯罪を起こす少年少女はリビドーを得られないぶん、恒常性を保つためにデストルドーを得ようとし殺害など残虐な方向性に向かってしまうという。(明確な研究ではないが)
しかし私はそういう「プラスの方向に本来は500動いてないといけないのに0のところで動かないからマイナスに500動かすこと」が恒常性を保つことに繋がるとは考えていない。
「プラスの方向に500動いたらマイナス500動かして本来の位置の0に戻すこと」こそが恒常性を保つことだと考えているのである。
だから私は楽しいことがあるとソワソワするし、つまらないことがあると楽しもうとする。
今日は楽しすぎて、美しすぎて、心が満たされすぎてしまって心がプラスの方向に動きすぎているから、恒常性を保つためにデストルドーを莫大に感じざるを得ないから、夢もないし死にたい気持ちである。
ただかっこいいで終わらずこんなことまで考えさせるDearDreamとKUROFUNE、彼らの今後が楽しみなので、まだ生きなければならないとは思うが。
自分の嫌いなところ再掲
率直に、素直じゃないところが嫌いだ。
自己肯定感がなく他者にも肯定されないからと言って間違った方向で自己肯定をしている自分が好きじゃない。
誰も認めてあげないなら自分が認めてあげたらいいじゃないなんて言えば立派なもんだが、
それは頑張ってるのを評価されない時とかに言うセリフであって、そもそもなにも努力したことない私が使っていい言葉じゃないのである。努力してない自分を誰も認めてくれないから私だけは認めてあげよう!ってのは御門違いなのである。
ここで早速一貫性のない発言だが、私は努力してないと言えば嘘になる程度の努力はしてきている。
ただ、結果至上主義なので、結果が出せてないことに関してはいくらそれに時間を費やしていても「私の努力不足」「そもそも頑張ってないから」と言う。
かと言って結果を出してきたものはというと努力によるものではないのだ。
就活ではアルバイトで結果を出してきたことにしているけど、別に何かを頑張ったわけじゃなくて、お客さんの方の人当たりがいいから結果的に私もお客さんと仲良く喋って商品を買っていただけるだけなので私が頑張っているわけではない。
就活では大学受験を挫折経験や頑張ったことにしているけど、そもそも私立文系単願でノー勉偏差値65↑の人間が努力などするわけないのだ。努力していたら慶應法やら早稲田政経やらに入れていたと思うし、そもそも外大やらなんやらを目指しても良かっただろう。ただ世間的に文構は一応は早稲田なので努力しましたと言えばまあ納得されるラインだからまかり通ってしまうだけで、実際私の記憶力やらなにやらで早稲田文構というのはむしろ努力をしてない結果の賜物なのだ。
そもそもだからもっと恥ずべきことなのに私はなぜか自分を自己肯定してしまっている。勉強しないでいい大学入れた!みたいなノリで。よく考えろよ、小学校から家庭教師や塾に通わされて偏差値50ないような私立中学に入ってさらに大学受験で予備校に通わせてもらって受験料と入学金だけで100万近く払わせた結果がそれだぞ。みっともないと思わないのか?
自分のそういうところも嫌いだ。
あの人に何もかも帰結させるところも嫌いだ。
あの人がいたから今の自分がいる!みたいな自分が嫌いだ。そうでもしないと自分が生きてる理由がわからない薄っぺらい自分が嫌いだ。
生きてる理由なんてないでしょ、気づいたら生まれてたんだからとか思ってる割に生きる理由探しに必死な自分が嫌いだ。
そして一貫性がないので、それでいて生きてることに理由なんてないと思っている自分が嫌いだ。
生まれた理由とか正直親がセックスしたからだとしか思ってない自分が嫌いだ。
オタクをアイデンティティにしている自分が嫌いだ。それしか中身がないからだ。アニメや漫画やゲームにしか人生を費やしてないからそれ以外に自分を説明する手立てがないからと言って、世間的に顔がそこそこなことを逆手にとって「オタクなんです」みたいなていでいる自分が嫌いだ。
さらに一貫性がないのでそれでいて自分の顔が嫌い(でも可愛い気もする)みたいな自分がめっちゃ嫌いだ。親の遺伝子や姉妹に比べてブスですみたいなポジションでアイデンティティ確立させようとしてる自分も嫌いだ。「ミミが一番可愛いよ」って言われても「嘘つかなくていいよ」っていう自分も嫌いすぎるし、「ほんとだお姉ちゃんとか親は綺麗だね」って期待通りの返答をくれる人にいい顔ができない自分はもうどうしたらいいのかわからない。
ただの丸顔一重口歪み顔面寄りのブスって思ってるけど、鼻の形と一重の割には大きめの目が自分では気に入ってるからと言って時と場合によって「可愛い」「ブス」と自己評価をコロコロ変える自分が嫌いだ。
好きな人に好きと言えなかった自分が嫌いだ。
振られるのが怖い?まず好かれてすらなかっただろ。そのくせ「ガチ恋だよ❤︎病む❤︎病むくらい好きになっちゃった❤︎」みたいな結局恋愛してる自分を楽しむだけ楽しんでノーチャンってわかったら「は?あいつまじブサイクだったろ笑」みたいにいう自分が嫌いだ。
好きって言える機会はあったはずなのに。
ていうかただ単にコミュ障で経験不足のくせに「めっちゃ私キルアみが深い。キルアたよもゴンにそばにいてとか言えないもんね〜突き放しちゃうもんね〜そういうところがそっくりで好きぽょ💖」とかいって自己肯定し出す自分がきらいだ。キルアは11歳だけどお前は21歳だぞって感じだ。
「覇王だから」っていう自分が嫌いだ。実力も結果も出してないくせに事実にすがって偉そうにするな。
本当は個性なんてないさみしい空っぽの気持ち悪い人間のくせに勘違いを拗らせて我が強くてなにをしても偉そうな自分が真面目に嫌いだ。
空っぽのくせに変なオーラだけはあって嫌いだ。謙虚に生きろ。とっとと死ね。
男の趣味が悪い〈性格編①〉
彼氏がいないことに定評があるが、くわえて男の趣味も悪い。
今回は好きな男の性格をピックアップして自己分析して行こうと思う。
性格の悪い男が好きだ。
というと少し語弊がある。
普通であれば選ばないような男が好きだ。
ちょっと気持ち悪いのが好きだ。
よく理系男子の特徴として、夏祭りの季節になると花火を見ながらあれは…とか元素?を言うとかなんとか馬鹿にされるが
私は花火をみながらストロンチウムー!って教えてくれる男が好きだ
どちらかと言うと夏の大三角をみながら「あれがデネブ、ベガ、アルタイル」とかいう文系の下北沢の方がぶん殴りたい。なーにがスーパーセルだ、ドラゴンボールでも私が好きなのは魔人ブウ編だ。トランクスくんは好きですけどね。
話が逸れました。
私はとにかく、花火をみながらストロンチウムとか言って来るような男が好きなんです。
ムードもへったくれもないですけど、どうしようもないじゃないですか。
どうしようもない、見てて恥ずかしい男の方が隣に置いておきたいんです。
「ミミが花火見たいと思ってさ、どう?ここの夜景めっちゃ綺麗じゃない?」とか言ってホテルに誘われたとしても私は「このホテル去年は別の人と来たんだろうな」「ミミが花火見たいと思って…とか、花火好きじゃないしな」「なんでドヤ顔なん、お前花火に美少女をさそった自分が好きなだけやろ」「股間の打ち上げ花火?いや…消えそうな線香花火やないか」とか色々考えてしまうんですね
でもストロンチウムー!とかいってくれたら
「お前花火興味ねーのかよ!」って言えるし、それで「うーん、でもミミの浴衣は見たかったしなあ」とか言って貰えたら嬉しいじゃないですか、私も浴衣が着たいですし。
「私も別に花火とか興味ないよ。…あ、どうでもいいんだけど、高校生の時書いたBL小説で高尾和成がね、緑間真太郎に「星よりも星を見てる真ちゃんが好きだしずっと見てたいよ」っていうんだけど、そういう感じだよね?」とか話題が広がるわけなんです。
綺麗な女のためにホテルを取ってくれるような男に黒子のバスケのボーイズラブの話ができますか?
人事「死亡理由をお聞かせください」
人事「死後の世界へようこそ。あなたのエントリーをお待ちしておりました。では、手始めに1分間で死亡理由をお聞かせください」
私「生きてることが嫌になったからです。なぜ嫌になったかというと、私は自分に向き合うことや嘘をつくことが苦手で、就職活動に行き詰ってしまい、安直な安心感を求め、死を選びました。生きている以上、就職活動に向き合わないとならない気がしたので」
人事「はいっ、ありがとうございます。1分より短いですが、まあいいでしょう。次はというとですね、天国か地獄か配属の配属ですが、基本的には本人の意向を聞くようにはしております。しかしながら必ずしもそこはご希望が通るわけではないということをご了承くださいませ」
私「地獄がいいです」
人事「ほう、こりゃあまた」
私「天国って、人生の成功者が行くところでしょう。私には到底似合いません。成功者だらけの環境でやっていけなかったのですから、こうして死んだわけですし。それに天国では、地球を上から見渡して、自分の家族が悲しむ姿や、恋人の姿を見ないといけないんでしょう。私は見たくありません。恋人はいないですし。」
人事「お言葉ですが、それでは現世と天国が嫌だから地獄を選んだように思えるのですが…。私どもは、地獄でならないといけない理由を知りたいのです。そんな生半可な気持ちで来られるほど、地獄は甘いところじゃないですよ」
私「ありがとうございます」
人事「では、面接はこれにて終了です。本日の結果に関してですが追ってご連絡しますのでしばしお待ちくださいませ。最後に聞きたいことはありますか?」
私「不採用であった場合どうなるんでしょう」
人事「もう一度エントリーし直してもらうことになります」
私「それでは、自然死した人々はいったいどのようにしてこの世界に来たのですか」
人事「コネ入社です。天下りのポストみたいなもんで、まあ、長生きへの功労として死ぬ権利を与えているので」
私「それでは、極悪人は?」
人事「インターンシップ参加者のようなもんです。極悪人の場合天国にはいけませんので、地獄への死亡理由を聞く間も無く配属が決定しますので、多少は有利でしょうね。死んだあとために前世で悪事を働いたわけですので。…質問は以上でよろしいでしょうか?」