男の趣味が悪い〈性格編①〉
彼氏がいないことに定評があるが、くわえて男の趣味も悪い。
今回は好きな男の性格をピックアップして自己分析して行こうと思う。
性格の悪い男が好きだ。
というと少し語弊がある。
普通であれば選ばないような男が好きだ。
ちょっと気持ち悪いのが好きだ。
よく理系男子の特徴として、夏祭りの季節になると花火を見ながらあれは…とか元素?を言うとかなんとか馬鹿にされるが
私は花火をみながらストロンチウムー!って教えてくれる男が好きだ
どちらかと言うと夏の大三角をみながら「あれがデネブ、ベガ、アルタイル」とかいう文系の下北沢の方がぶん殴りたい。なーにがスーパーセルだ、ドラゴンボールでも私が好きなのは魔人ブウ編だ。トランクスくんは好きですけどね。
話が逸れました。
私はとにかく、花火をみながらストロンチウムとか言って来るような男が好きなんです。
ムードもへったくれもないですけど、どうしようもないじゃないですか。
どうしようもない、見てて恥ずかしい男の方が隣に置いておきたいんです。
「ミミが花火見たいと思ってさ、どう?ここの夜景めっちゃ綺麗じゃない?」とか言ってホテルに誘われたとしても私は「このホテル去年は別の人と来たんだろうな」「ミミが花火見たいと思って…とか、花火好きじゃないしな」「なんでドヤ顔なん、お前花火に美少女をさそった自分が好きなだけやろ」「股間の打ち上げ花火?いや…消えそうな線香花火やないか」とか色々考えてしまうんですね
でもストロンチウムー!とかいってくれたら
「お前花火興味ねーのかよ!」って言えるし、それで「うーん、でもミミの浴衣は見たかったしなあ」とか言って貰えたら嬉しいじゃないですか、私も浴衣が着たいですし。
「私も別に花火とか興味ないよ。…あ、どうでもいいんだけど、高校生の時書いたBL小説で高尾和成がね、緑間真太郎に「星よりも星を見てる真ちゃんが好きだしずっと見てたいよ」っていうんだけど、そういう感じだよね?」とか話題が広がるわけなんです。
綺麗な女のためにホテルを取ってくれるような男に黒子のバスケのボーイズラブの話ができますか?