小悪魔agehaとLARME(再掲)

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中学生の時、実は好きだった雑誌が小悪魔ageha

 

 

agehaのモデルは失礼だけど可愛くなくって、載ってる服もダサくって、やってることもいちいち頭が悪そうで、それがたまらなく好きだった。

 

 

最初はただただ、普通の雑誌じゃみないような" 盛り"に圧倒されて全てが可愛く見えていたのだけれど、いざ冷静に読み返してみると、あれ、このモデル脚短くないかな、とか、いや、鼻低いでしょとか、「みんな同じメイクしてるから同じ目をしてない?」とか、「なめひっていつも黒とピンクの配色だけど、これぶっちゃけダサくねえか」とか、どんどん冷静になっていってしまうんですよ。

 

 

そこで、agehaに求められているものは「当たり前の美しさ」ではなくて、「てめえの土台でてめえの美学でどこまでできるか」であったことに気づかされる。

 

 

まあ、agehaを純粋に読んでいた頃のわたしは単純に「カラコンってすげえ!」とか「つけま、半端ねえ!」とか、それくらいの感慨だったと思います。

 

 

 

 

幾度となく復活を果たし、ついに月刊化した小悪魔agehaですが、いまのはなんか、まあ良くも悪くもただのキャバクラ嬢の情報誌でしかないなあと。

 

 

MIIAとそれこそViViにもCanCamにも載ってると思うし、マツエクだって誰でもしてる。ハーフ瞳カラコンならViViやLARMEにだって載ってる。

 

 

ファッション自体は無難な傾向に落ち着きつつあるなあと。