DearDream1stLIVE RealDream

 

就活だけど、息抜きも兼ねてライブに行った。

 

2.5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!」のユニット、DearDreamの1stLIVE "RealDream"である。

 

 

DearDreamとそのライバルユニットKUROFUNEが出演で、中の人がアミューズ所属でかっこよくてダンスもできて声優は初挑戦だけどみんな上手くてそれでアニメも出て、ゲームのアプリにも声を吹き替えて、ゲームのダンスと同じダンスをそのイケメンたちがキャラの声で踊ってくれるというすご過ぎるライブである。

 

何がすごいって、アニメのアイドルはMVにすると、二次元なのに、人が作ったものなのに作画がずれるが、三次元のDearDreamとKUROFUNEは作画ずれがない。めっちゃかっこよすぎる。

 

 

私の推しはDearDreamのこの木なんの木片桐いつきです!あとはKUROFUNEの黒石勇人の二推し。中の人の推しも、それぞれの担当の太田将熙と株元英彰。

 

基本的にアイドルにも俳優にも関心のない人間なので、ドリフェスはアニメ一話目を見てあまりにストーリーが好きすぎてハマったクチのド新参だ。

 

けど、今日ライブ中に流れた「DDの軌跡」を見て運命を感じてしまった。

 

最初から追ってたわけじゃなかったので、最初の方のイベントを見せられてもなんの感慨も湧かなかった。むしろ周りにいるオタクたちの「懐かしい〜!」の声に「なんだ、古参アピールか?」とソワソワしてしまったくらいだ。

だけど、「壮馬が行く全国行脚」には見覚えがあった。

 

俳優にもアイドルにも関心がないと行ったが、私は石原壮馬のことは知っていたのだ。

 

と言うのも、私が斉藤壮馬の追っかけをしていたからである。

 

ツイッターで飽きるほど「壮馬くん かっこいい」とか「壮馬 レポ」とか検索していたあの頃、斉藤壮馬ではなく「壮馬が行く全国行脚」のレポがちらほら出てきたのだ。

 

「壮馬くんって書いてあるけどこのイベントぜったい壮馬くんのイベントじゃない…ふうん、なんかよくわかんないけど石原壮馬っていうジャニーズみたいな感じの人がいるのね」と認識していた。だからアニメイトで「石原壮馬」っていう名前を見たときに「あっよく壮馬で出てくるイケメン系の人だ。アニメイトとかで売り出してんだ。俳優?同じ壮馬だしなんかいいな、がんばれ!」みたいに思っていた。

 

 

ドリフェスを好きになって、声優を知った時はびっくりした。「あっ!!!!!あのアイドルの石原壮馬くんって、この石原壮馬くん?!?!」と。

 

斉藤壮馬の追っかけをしていたときに知った声優のイベントになぜかいま行くことになった。その偶然にいまだに驚きを隠せない。

 

「壮馬が行く全国行脚」を見て、そんな偶然を思い起こしてしまった。

 

 

 

推しは太田将熙と株元英彰と言っておいてなんなんだが、石原壮馬の話をしようと思う。

 

石原壮馬は、恐ろしいくらいに天宮奏(石原壮馬が声を当てるキャラクター)だ。

 

まっすぐで、たまに本心から出た一言が人の心を大きく揺さぶるからだ。着飾ってない等身大の言葉が、逆に計算しつくされた社交辞令のような感謝の気持ちよりも言葉に響く。

 

 

今日はたくさんの応援を貰って素敵なライブができたことに対して「俺まだ20年しか生きてないのにこんなご褒美貰っちゃっていいの?!」「これから先もっと人生楽しいことがあるんだろうな!生きててよかった、これからが楽しみだ」という旨の発言をした。(多少違いはあるが内容としてはこんな感じ)

 

 

すごい考え方がまっすぐで素敵な子だと思った。

 

例えば40歳のファンが聞いたら「私は人生で二倍ご褒美を貰ってるべきなのか」とか「年増で悪かったな」と思うかもしれない。でも石原壮馬はそんなことは考えない。

 

でも、「これから先もっと楽しいことがたくさんあるんだろうな!生きるのが楽しみ!」ともいうから、長く生きている人も、長く生きたことに対して肯定的な気持ちが芽生える。

 

 

 

石原壮馬のそういう無邪気で人を惹きつける天賦の才能が眩しい。

 

 

 

冒頭にも書いたが私は就活生である。

 

内定はなく、20社以上エントリーしてESで落ちた第一志望群が7社、ウェブテストで落ちた会社が1社、面接で落ちた会社が2社、サイレントが2社、選考結果がまだなのが5社、選考に進んでいるのが7社とまあひどい出来である。選考結果がまだの会社が仮に5社とも通ったとしても確率としては半分しか通過できていないことになるのだから。

 

一応早稲田大学の学生であるにも関わらず大量採用な金融機関の書類は通らず、中小企業にはウェブテストで落ち、テストセンターはほとんどが不正解の知能である。

 

もちろんやりたいことなどはない。ただ金は欲しいし、でも楽はしたいし、見た目はゆるいところがいい、けどダサい典型的な文系営業マンでおわりたくない。といいつつ努力はしない。

 

そのくせプライドだけは高く、大手病なので、このままだと留年まっしぐら。

 

 

そんな状況のくせに悠々とライブに行った。

 

頑張ってるDearDreamとKUROFUNEのみんなを見たら、私も就活頑張ろうと思えるかも!って思ったからだ。今日を踏ん切りにまた頑張り直せると思っていた。

 

石原壮馬も株元英彰も、みんなにそういう勇気を与えたいというようなことを言っていた。

 

 

 

だけど私は、就活を頑張ろうとは思えなかった。

 

 

これはDearDreamやKUROFUNEが悪いのではない。むしろ最高を超えていた。

 

ではなぜ私が就活を頑張ろうと思えなかったかというと、就活を頑張った先に夢がないからである。

 

DearDreamやKUROFUNEは、応援を貰う→応援を返す→逆にもっと大きな応援を貰える→また返す→それでもっと大きなステージに立つ、といった風に、頑張ることとその先にある目標が明確なのだ。

 

だが就活はどうだろうか?流されるままに就活生になって、とりあえずエントリー→とりあえず面接→とりあえず運で合格→とくに仕事をした先に自分がどうなりたいというビジョンはない のである。

 

だからDearDreamやKUROFUNEの輝かしいステージを自分の漠然とした将来へのエネルギーとすることはできなかった。

 

 

私は人生でやりたいことはもうやってしまって、私の夢は全てかなっているのだ。

働くことは私の夢ではないから、叶えようと奔走する意味もないのだ。

 

さらに、こんなにかっこいい人たちを見れてしまって、私はさらに幸せで、もう、生きてる理由がわからないのだ。

 

 

少年犯罪を起こす少年少女はリビドーを得られないぶん、恒常性を保つためにデストルドーを得ようとし殺害など残虐な方向性に向かってしまうという。(明確な研究ではないが)

 

しかし私はそういう「プラスの方向に本来は500動いてないといけないのに0のところで動かないからマイナスに500動かすこと」が恒常性を保つことに繋がるとは考えていない。

 

「プラスの方向に500動いたらマイナス500動かして本来の位置の0に戻すこと」こそが恒常性を保つことだと考えているのである。

 

だから私は楽しいことがあるとソワソワするし、つまらないことがあると楽しもうとする。

 

 

今日は楽しすぎて、美しすぎて、心が満たされすぎてしまって心がプラスの方向に動きすぎているから、恒常性を保つためにデストルドーを莫大に感じざるを得ないから、夢もないし死にたい気持ちである。

 

 

ただかっこいいで終わらずこんなことまで考えさせるDearDreamとKUROFUNE、彼らの今後が楽しみなので、まだ生きなければならないとは思うが。