目覚めたばかりの一途な光を 君にあげる

 

とある曲の歌詞なんですけど、知ってる人いますか?

 

 

テレビアニメ「モノクローム・ファクター」エンディングテーマ

 

AWAKE〜僕のすべて〜

 

ですね

 

 

このクソアニメ(褒めてる)は私が12歳。〜ちっちゃなムネのときめき〜ってくらいのときに放映されていたアニメで、当時ラジオで人気を博していた小野大輔神谷浩史が主演で幼馴染同士の役で、その二人がエンディングテーマをつとめていたんですけど

 

いまだったらもっと売れてたんじゃないかな?いや、ぎゃくにいまだったら放送できないかな?

 

 

なんにせよ貴重なアニメ作品なんですね(原作はコミックスです)(アニメは作画崩壊天国でしたが、原作の絵はとても綺麗です)

 

 

いまのオタクコンテンツって結構その作品のテーマに近い歌が用意されていますよね

 

 

むかしはキャラソンって結構自由だったんですよ

 

「お前、誰?」「一人称も二人称もちがくない?!?」

 

みたいなことがちらほら

 

この曲も、バトルアニメなのに切ないラブソングっぽさがありますよね

 

 

主題にまるで関係ない楽曲が飽和してた頃は、主題にリンクした楽曲を待ち望んでいた私ですが、いまとなってはまるで関係ない楽曲が恋しいですね

 

 

 

で、なんでこんなことを言いだしたかというと、神谷浩史です

 

 

まあむかしは「夏目友人帳」をリアタイした後に「モノクロームファクター」までリアタイするという神谷浩史タイムを満喫していたんですね、結構好きだったんです、神谷浩史

 

 

それがめっきり神谷浩史のキャラを好きになれなくて、その一方で爆発的な人気を誇りまくるという相反する現実に多感な中学生はやられてしまったわけです

 

 

それが去年の冬にたまたま「美男高校地球防衛部LOVE!」を見たらもう、草津錦史郎(CV神谷浩史)が可愛くて可愛くて。21歳。〜おっきなムネのときめき〜が止まらなくなりましてね

 

 

その冬、私は結構精神をやられていたんですね

 

 

自由奔放な男の子に片想いをしていて、「今日暇?」って言われる日を毎日毎日、健気に待っていたんです

 

まあ当然連絡なんて来ないんですけど

 

それで、いつ突発的に暇?って聞かれて会いに行っても360度カンペキかわいい自分でいたくて、毎日毎日朝シャンしてからのメイクをバッチリして、期待に21歳。〜おっきなムネの膨らみ〜しながら(胸を膨らませながら)登校し、携帯を眺めては落胆し、帰る頃には涙を流す、みたいな状況で

 

 

「お前、西野カナかよ!西野ミミに改名したらどうだ!」

 

 

って感じですよねほんと

 

 

とまあ、そんなこんなで、ケータイ世代の私は通知を待ちながらできる暇つぶし「アニメ鑑賞」を始めて、無料で全話見れた「美男高校地球防衛部LOVE!」の草津錦史郎に胸をかきむしられていくんですね

 

 

知らない人のために誤解を招く簡略的な説明をすると、舞台は群馬のクソ田舎で、主人公は実家が銭湯、箱根有基(はこねゆもと)。美男高校に通っています。

その銭湯によく来る、風呂が大好き由布院煙(ゆふいんえん)とその友達、鬼怒川熱史(きぬがわあつし)。

この3人に加えて、お金が大好き株式売買のプロ鳴子硫黄(なるこいお)とその親友で女が大好き蔵王立(ざおうりゅう)の二人は「とりあえず部活に入んなきゃ行けないからなんとなく集まれる部」防衛部の部員です。

で、いろいろあって本当に地球を防衛する愛のヒーローになるんですな。

 

 

「あれ、草津いねーじゃん」「草津も温泉だろ?」「三代温泉だから格が違うってか?」

 

 

そうなんです。草津錦史郎と有馬燻(ありまいぶし)と下呂阿古哉(げろあこや)の三人は美男高校の生徒会。

で、色々あって防衛部に対抗する地球征服部として活躍しています。

 

 

はしょるけど、草津錦史郎は鬼怒川熱史と由布院煙に強い執着心や怒りを向けています。

 

 

というのも、草津と鬼怒川は幼い頃からずっと大親友だったんですけど

 

カレーが大好きな鬼怒川と、カレーが嫌いな草津

 

草津に遠慮した鬼怒川は、中学時代の放課後、草津をつれずにカレー屋に向かいます。そんなときにたまたま同じクラスの由布院もカレー屋に。「お前もカレー、好きなんだな」

 

それから鬼怒川と由布院は友達になります。距離を感じる草津。鬼怒川が自分から離れて行ったことへの喪失感がいつの間にか憤りに変わって行ってしまったわけです。

 

 

「いやいや、たかだかカレーで」「中学の時の友達と疎遠になったこととかそんなに根に持つ?」

 

って思うかもしれないんですけど、それがミソなんですね(カレーにミソ、隠し味ですかね?)

 

 

鬼怒川からしたら草津に対する悪気なんてないわけで、突然疎遠になった草津にたいして「???」とおもってはいても深く追求はしないかもしれません

 

一方で、友達の少なかった自分の好き理解者である鬼怒川から深く追求されないことによって、余計につらさを感じる草津もいたかもしれない

 

きっかけはカレーでも、綻んだ理由は二人の行き違いにあるわけで

 

人間関係の綻びなんてきっかけは些細なものなわけです

 

 

美男高校地球防衛部LOVE!のエンディングテーマは「I miss you の3メートル」という曲で、生徒会の三人が歌っているのですが

 

映像が、防衛部の五人がいく映画館にたまたま征服部も行く

 

その映画館では、その回の防衛部の活動が流れている、というものなんですね

 

つまり、草津由布院と鬼怒川の親しい場面をずっと大画面で見せられ続けているんです

 

そして鬼怒川は、自身と草津の過去の約束「ずっと友達だよ」というようなシーンを平然と見ているんです

 

そしてその映像のもと、視聴者は

 

「誰より君を 僕は知ってる
なのに君はそう またあいつに笑った
すれ違う度 ただ強がって
狂おしく ah… 胸が痛む」

「I miss you 愛しささえ切なささえ
伝わらないのかい
そばにいても 素直になれなくて
君と僕のあいだ3メートル
いじわるな距離さ
いっそ君を 嫌いになれたらいい
そんな声も 届かないまま…」

 

という草津の心情に胸をかきむしられるわけです

 

 

この曲は一見ラブソングですが、鬼怒川への届かぬ痛みなんですね

 

 

 

鬼怒川は、私が片想いをしていた男の子に似ているんです

 

 

何事もそつなくこなしていて、友達もいて、だけどどこに熱くなってるのかわからない

 

 

世渡りもうまいけど、どことなく利己的にみえるというか(かといって自己主張が激しいわけではなくむしろ統率も取れる)

 

何を考えているのかわからないけれど、それでもその笑顔が見れたら何でもいい

 

 

そんな感じの子です

 

 

一方で、すれ違う理由のわからないまま奔走して、その笑顔1つに振り回されて、愛情がもはや憤りや喪失感へと変わりつつある私は完全に草津錦史郎だった

 

 

ちなみに草津錦史郎のキャラソンのタイトルは「Never Know」ですが、曲名で検索すると、西野カナの曲がヒットします

 

 

やっぱり草津は自由奔放な男の子に翻弄された都合のいいメンヘラ女ですよね

 

 

 

 

今日、私はすっぴん眼鏡で学校に行っていますし、雨で髪もグチャグチャです

 

片想いの彼を待つ生活をやめてから、学校に化粧して行ったりカラコンつけたりする意味がわからなくなってしまって

 

 

彼とたまたますれ違って二人で学校に行ったときに通った文キャン前の交差点で「Never Know」を聞きました

 

 

 

いまからAWAKE〜僕のすべて〜を聞きます

 

イキり過ぎた罰

 

今日は、システムエンジニアの面接を辞退し(昨日の段階で断りの連絡を入れた)、某ファッションブランドの面接も当日に辞退をした

 

 

アパレル経験のある姉と、出発前に話になったのだ

 

「アパレルの選考行くの?長く続けられなくない?女だけの職場であんな重いダンボール片してさ、転職するとしてもアパレル以外無理じゃん」

「なるほど」

「てかどこの会社?」

「サで始まってサで終わるところ」

「wwwwww入社式やばいって話題のところじゃんなんで選考進んでんのww」

「こいつボーイフレンドいなそうだし、ボーイフレンド休暇取らないでいいんじゃね?と思われたからかな…」

 

 

 

むなしくなり、行くのをやめました

 

 

 

そう、私はかのボーイフレンド休暇と茶髪の入社式で話題のファッションブランドの面接に行った、勇気のあるオタクなのである

 

 

就活の軸がないと、金融も受けたり、事務も受けたりと大忙しな上に、「システムエンジニア」を勧められるぞ、これから就活の諸君は参考にするように

 

 

ただ、今日は友達の行っていた就活エージェントに行った

前回行ったところでは「システムエンジニア」を勧められたのだが、私としてはキラキラ定時退社OLになり、合コン三昧の日々を送りたいので、システムエンジニアの仕事はあまり魅力的に思えなかった

 

そこで、就活エージェントを変え、あらたに事務職を斡旋してもらおうという魂胆だ

 

 

「うーん、事務かあ。事務で都内で土日休みって絞るの難しいと思うよ。簿記とか持ってないもんね。簿記とか結構見られるんだよね〜。システムエンジニアとかどう?土日休みだし、都内だよ。場所によっては残業も少ないし、そういうとこ紹介するから」

 

 

出た、システムエンジニア

 

 

これもう、何を言ってもシステムエンジニアに行きつく、システムエンジニアエージェントなんじゃないかな?

 

でもここで負けてはいけない

 

 

「あのう…私…理系科目がニガテで…。なので、難しいかなあと…」

 

 

「じゃあ、事務だけで探してくるね」

 

 

 

はじめからそうしてほしい

 

ただ、相談相手になってくださった方が、私が好きだった人と同じ苗字だったので、悪く言えなくなってしまった

 

 

 

いくつか事務を紹介していただき、いいと思った会社の選考に登録していただけるのだが、

 

 

中でもITコンサル会社の事務を勧めてもらった

 

「ここの雰囲気とか、すごくあなたっぽいけどね」と

 

正直田舎の実家から通える感じはしなかったが、承諾した

 

そして詳細をよく読んでみると

 

 

求める人材像:愛嬌、可愛げ

 

 

 

と書かれていた

 

 

逆ギレが特技の僕に、つとまるんだろうか?!?!

 

 

そして面談を終え、ルミネエストに向かう途中で背の高いおっさんに声をかけられ、渋谷では二件ほどキャッチに遭った

 

 

気づきましたか?今日のブログのテーマは「イキり」です

 

読んでてめっっっっっちゃイライラしませんでしたか?「お前いうほど可愛くねえだろ」「ブス」「デブ」「二重アゴ」「典型的なおたく顔」と思いませんでしたか?

 

 

いやあ、イキるのって結構難しいですね

 

 

 

とここまで書いて、イキりすぎたばつかもしれません

 

 

電車の乗り換え途中のエスカレーターで腕を触られて、ローカル線だったので、中高の友人かと思い振り返ったら、おっさんで「これからどこに行くんですか」と話しかけられた

 

家に帰るに決まってんだろこんな時間に誰がそれ以外の目的で電車乗るんだよ

 

 

今日、なんでこんなに厄介な奴に絡まれるんだろうか…黄色いワンピースとか着てるからか?ていうかタダで私の腕に触らないでほしい お金払われても嫌だけど

 

 

 

ちょっと怖かったので、そのおっさんが消えるまで電車の乗り換えができませんでした

 

家に帰る電車には間に合うのでいいのですが、こわいです

 

明るい日記

 

そろそろ明るい日記を書きたいので、明るい日記を書きました

 

自分では暗い日記書いてるつもりはないんですけど、精神が健全な人からはよくツイートが病んでるとか言われるので(病んでますか?)

 

まあ、そんな人がわざわざこの日記開いて読むとは思えないですけどね

 

あ、開いて読んでくださってる方々を精神が不健全だと言いたいわけではないです

 

 

わたしは、エントリーシートなんかを書くのは下手くそですし、授業で感想を言いなさいと言われても、うまく言うことができない人間です

 

日常でまず何かを疑問に思うこととか、深く考えようと思うことがないのです

 

ひらめくことはあるんですけど、じっくり考えることはできないんです

 

だけど文章にしてみるとすこしはまともになるというか、論理構造、起承転結は点でダメで論旨も伝わってこないけど、テンポがあってひとつひとつの文章が同等のクオリティで並んでいて、もぐらたたきみたいな痛快さがある文章なのかなあなんて自分では思っています

 

 

私は褒められた人間ではないのですけれども、褒められることは多いとは思います。いろんな褒め言葉を言ってもらえることが多いです、で、その中にあるひとつが「文章が好き」とかそういう、私の書く文章に対するものなのですね

 

私はあんまり自分に文才があるだとかは思わないですけど、面白いのだなあと、どこらへんが面白いのかちょっと気になる気持ちはあります

 

 

私が文才があるなあと思う人は、あんまりいないのです。高校の頃とかはいたんですけどね、私にはないある種の素直さを持っていて、それを率直に表現できる人が文才があるなあと私は思っていました。思ったことを素直に書く、なんていうのは現代の国語教育の弊害と思う人は思うでしょうけれども、それを上手にできる人に文才が備わるととてもいい文章が書けるのだなあというのが私の考えです。

 

大学はその対極にいる人が多いです。早稲田の一文二文の系譜を色濃く辿っている文ジャなのでまあ当たり前といえば当たり前なのかもしれないです

 

でも、私は消極的な文ジャ生なのであまり文ジャに友達はいないし、幾度か講義の中で生徒の作品を読んだことくらいしかありませんが、それでも「うまい」という人は少ないという印象を受けます

良くも悪くもこじれているというか

私の文章も自分で読んでてこじれてるし要点がわからないので、そういう意味では私の文章を私が好まないのは当然ですし、ぎゃくに文ジャ生の文章が面白いという人は多いのかもしれないですね

 

で、私がこの人文章上手いなと思う人は、文章そのものというよりも、着眼点を評価しているのだなと思いました

文章自体は至って平易で、ネットスラング的な語彙を用いていたとしても、とにかく親しみやすい

それでいて情景や動作の描写、説明が上手な人

とにかく読みやすい文章なんですよね

 

感情をただ羅列するだけの文章とか、感情をそれっぽく比喩で表現するのはまあまあ簡単だと思うんです、だから私の文章はそれが多い

 

私が持ち得ない素直さに惹かれて、素直な文章に惹かれているのかもしれないですね

 

 

 

でも、今日は内定が決まった友達が、職のない私に「ライターは向いてそう」と言ってくれたので、素直に嬉しかったです

 

 

文字数が1832字なので、文キャンのレポートレベル

 

 

姉の彼氏が帰りました。

 

 

実家暮らしなのですが、うちは手作りご飯が出ないことが多いです。長女が作ってくれる日や、母親が作ってくれる日はあるにはありますが、基本的にセブンイレブンかほか弁かスーパーの弁当です。

 

小学生の時、具合が悪くなり保健室に行ったら「朝何を食べたの」と聞かれ「チョコボールを2粒ほど…」と言ったら怒られたことがあり、私としては「そんな中途半端に食うから具合が悪くなるんだろうが」という叱責であろうと覚悟をしていたのに「そんなの朝ごはんじゃありません、きちんと食べなさい」と言われてブチ切れそうになりました。

 

家庭の事情によっては朝ごはんなんてないんです。

 

 

そんな我が家ですが、今日は有り余るほどの晩御飯が用意されていました。

 

お味噌汁(なんとジャガイモが入っていた!)、おにぎり、からあげ、ハンバーグ、ロースハム?、漬物、あと私がもらったまかないの巻き寿司、サラダ。

 

 

姉の彼氏に振る舞うためか、ついつい用意しすぎてしまったようである。

 

あろうことか、シュークリームとケーキまで買い込んであった。

 

 

ケーキは、姉の彼氏を送るために大きな駅に行って車を止めたら駐車場代を取られるから2000円分買わなければ、と思って買ったんだそう。オメーそれケーキ買うより駐車場代払った方が安くつくぞ。

 

 

案の定誰も食べることができずにいま困っています。

 

しかも、おにぎりはわざわざおにぎり型で握っていた。(なんと最後におにぎり型を使ったのは私が高校三年生の時の体育祭か大学受験なんだそう。)

 

 

いっぱい食べさせてあげたい母親の意思に反して姉の彼氏は少食だったようで、私ら娘たちにもやたらめったら「食べる?何食べたい?」と聞いてもないのに何かをよそおうとしたり、冷蔵庫を開けたり閉めたりして母親はせわしなかった。(いつも母親とご飯を食べるとそれをやられて不愉快だから私は一人でご飯を食べるのだが)

 

 

私はこういう、世に言う母親にありがちなお節介というのがとても苦手なんです。

 

別に、ご飯くらい自分でよそえますし、まあ動くのが面倒だから顎で使うとそれはそれで調子に乗って余計な世話を焼こうとするので、非合理極まりないんですね。

 

私はテレビを見ながらご飯を食べたりしませんし、なるべく静かにご飯を食べたいんです。

 

 

姉の彼氏、大変だったろうなあ、こんな母親に付きまとわれて。

 

そもそも彼女の実家に泊まる以上、たいしてイチャイチャもできないのに、よく毎月神戸だか滋賀だかから新幹線使って会いにくるよなあ。

 

あんな母親に付きまとわれて、結婚式にも参列されると思うと不憫でならない。

 

 

私も結婚願望はあるにはあるが、実家には呼びたくない。恋人が母親の暇つぶしの道具になるなんてごめんだからだ。

 

絶対に実家には呼ばないし、可能であれば結婚式など開きたくはない。母親に参列されるなんてまっぴらごめんだ。

 

 

そうそう、姉も彼氏の前では少しおせっかいなように見えたんですよね。

 

昨日たまたま電車が同じになって、姉、姉の彼氏、私で最寄りから家まで歩いたのですが、その時私の靴紐がほどけてしまって

 

 

姉「靴紐ほどけてるよ」

私「家まで10分くらいだから、別に結ばなくていいよ」

姉「えー、結びなよ」

私(なんだなんだなんだァ?!彼氏の前でしっかり者の姉アピールかァ?!そのために妹を使おうってかァ?!)

姉「あ、そういえば◯◯(彼氏)、靴紐結ぶのうまいんだよ、結んで貰えば?」

私(えっ、そう来る?!ちがくない?!方向性ちがくない?!お前自分の彼氏が自分の妹に跪く体勢になって靴紐結んでんの見るの耐えられる?!え、大丈夫なの?!えっ、こういう風に考えるの、私がオタクだから?!?!)

彼氏「うん、じゃあ結ぶ…」

私(えっ?お前も気にしないの?!いや気にしろよ!なにしゃがんで彼女の妹の靴紐結んでん?!?!いやこれ躊躇せずに結ばせてる私がアスペ?!もしかして私がおかしい?!ねえ、なんとか言ってくれ!)

姉「わー上手」

私「ありがとうございます、なんだかすみません」

彼氏「いえいえ、彼女の妹さんの靴紐を結べるなんて幸せなこっちゃ」

私(えっ?この人なに言ってんの…?この人のアスペレベル私わかんない…幸せなのこれ…?えっ…???)

 

という出来事があり、自分よりはるかに天然アスペっぷりを観測できたために、姉の彼氏を気に入ったオタクである。

 

 

 

変なこと?

 

今日、姉の彼氏が家に泊まりにくるんです。

 

先月も来ていて、来月は姉が彼氏の実家に行くんだそう。しかも、母親を連れて。

 

結婚前提?らしくて、親に挨拶をするのが常識だろうという母の考えから来ているんですね。

 

 

先月泊まりに来た時に母と私で少し話をしていたら、

 

「ちょっとママは買い物があって出かけていたんだけど、帰って来たら、やけに家が静かで変だなあと思ったの。まさか、二人で変なことしてるんじゃないでしょうね、って」

 

とかなんとか言われた。

 

 

まあここでいう変なことってのは性的なことなんでしょうけれども、それを「変なこと」とぼかすのはなんだかなあと思ったんです。

 

 

母は

「婚前交渉なんてありえない。結婚前には相手の家に挨拶に行くのが常識」

 

なんて言ってますけれども、

 

自分はデキ婚ですからね。ええ。自分が非常識だという自覚はあるのかしら…?というか、自分が守れなかった「婚前交渉」という束縛を子供に課す理由はなに?自分がそれで失敗したから?

 

 

恐らくは、母もかつては性的なことに関しての嫌悪感(隠されて育って来たからこそ受け止めることができないみたいなアレ)を持っていたんでしょうし、

 

それでいて歳をとるに連れて恋愛をしてそこに性的な事情が絡んでくるという刺激にうつつを抜かしていたんでしょうし、

 

そしてそれで自分の人生が失敗したからこそ、厳しくするわけであって、性的なことに関しては男性側(父親)に主権を委ねていたんでしょうし、

 

迫られなければ性的なことをしようとも思わない、本来は恥ずかしいものであるから、と思っているのでしょうし、

 

いくら出産経験があろうと根本的なところではまだ性的なことに対する嫌悪感というか未知の感覚が抜けていないのかなと思う。

 

 

だから「変なこと」とかいって知らんぷりして遠ざけるんでしょうね。

 

 

それを性的なことのせいにしたり、子供に押し付けるのは間違っていると思いますけど、インカレテニサーに何言ってもわかんないと思うんで特に何もいう気はないですね。

 

 

ただ現代は性的なものをあらわにすることに嫌悪感を抱かないというか、それすら承認欲求のために使ってしまう人間が多いですよね。 

 

 

それもそれでどうなのかなとか思うんですよね。

 

まあそれに関して持論を述べるとしてもどうしも性的な話を私もしないとならないし、説得力を持つロジックとして実体験が必要になってくるでしょうから、私も私自身の性体験を綴らないといけなくなって、それもそれでマウントみたいになってしまってイヤなんですよね。

 

 

女性やイキりオタクがSNS上でセックス経験マウントをとるのを見たときの嫌悪感と、母が性的なことを「変なこと」と言い出したときのなんとも言えないモヤモヤ感はとても似ているんですよね。

 

表裏一体というか。

 

 

今日は、就活マッチングサービスの会社に行った。

 

まず「どういう軸で就活しているのか」と聞かれた。

 

 

少し考えればバカでもわかるが、この時期に就活相談に来る学生など、6/1の内々定解禁に遅れた意識の低い学生に決まっているのだ。

 

なので正直に「軸は定まっていません。どういう方向で進めたらいいのかわからなくなってしまって」と答えた。

 

そして、大まかに就活の変遷を述べると、次は「どういう社会人になりたい?」と聞かれた。

 

だが、質問の意図がよくわからず、「役職や業種ってことですか?」などとアスペ返しをし、漠然としたことを言うと、

 

「もう少しきちんと言語化してほしい。社会の役に立つ仕事っていうのは、だいたいの仕事がそうだから、ようは社会貢献だよね?どういう方向で社会貢献がしたいの?あなたのしたい社会貢献は何?」と聞かれた。

 

 

私がしたいことは社会貢献だったのか…?

 

 

 

そのあと答えたことはよくわからなかった。

 

聞かれた質問に対して感情を無にして適当な答えを見繕っていた。

 

 

 

私はべつに思えば仕事に対してやりがいとかは求めていないと思うし、見た目が比較的ゆるくて上司が口うるさくなくて残業代が出て通勤が面倒でなければなんでもいい。

 

 

だけどアドバイザーさんはいっぱい会社を探してきてくれて、それぞれの会社の仕事の良さを1から説明してくれた。

 

 

そうしたらなんだか働く気にはなってきたけど、たぶんいざその会社の説明を聞いて、どんなところに魅力を感じたのか聞かれたとしても、言語化できないだろう。

 

 

「その経験からあなたはどう感じたか」とか「どの経験があなたをそうだと裏付けるのか」だとか「どうしてあなたはそれをやりたいのか」とか「やりたいと思った理由はあるのか」などという、誰かを納得させるための理由を言語がすることができないので。

 

前戯の長すぎる童貞並の駄文

 

幼稚園、小学校、中学校、高校

 

それぞれで抱いていた夢は存外覚えている。

 

 

幼稚園はお花やさんだとかケーキ屋さんだとかを卒業文集?みたいのに書いた。

ただそれは姉や周りの子が書いていたからとりあえず書いた。

本当はアイドルになりたかった(モー娘。ミニモニ。が好きだったから)。

でも恥ずかしいから書かなかった。

 

小学校低学年の頃は幼稚園の先生になりたかったらしい。

でもそれを言ったら笑われた。

それから夢は言わなくなった。

(夢を持てないのはそのせいではない)

 

小学校中学年高学年になると夢は特になかったように思う。

強いて言えば中学受験を始めたので、第一志望の学校に受かることだっただろう。

なぜ行きたかったかというと母親も叔父もそこに通って欲しそうだったのと、受かればとりあえず怒られることはないと思ったから。

特に自分の意思で通いたいと思ったことはない。なので、姉が通っていたにもかかわらず関心がなく、どんな制服なのかすら知らなかった。

 

中学生の時の夢はよく覚えている。

 

純情ロマンチカ』が好きだったので、上條ひろき(漢字忘れた)みたいに名門大の文学部に入りたかった。

 

それで就職はせずキャバ嬢になりたかった。

 

なんとなく中学生くらいになると自分が社会に適合できないことにも気づいてくる。

 

見た目が華やかであることに対しても、お金がもらえることにも魅力を感じていたし、将来がない仕事だとは承知していたが、別に正社員になったからといって将来は安泰するわけでもないし、死んだらみんな一緒じゃん、と思っていた。

 

ちなみに当時仲よかった友人から「ミミがキャバ嬢になんかなったら友達をやめる」と言われたが、それとは関係なくその数ヶ月後に友達をやめられた。

 

それから塾に通わされることになった。母親なぜか私に期待していたので、中高一貫の中学生対象の先取り塾に通わされた。

 

そこには、私のような定員割れ私立中学の在籍者などはおらず、偏差値60越えの名門ばかりが集まっていて、1人だけバカでとにかく肩身が狭かった。自分はこんなやつらに揉まれて勝てない…勉強なんてしたくない…そんなことばかり考えていた。

 

けれども中学三年生の時に、高校進学に向けた進路選択があったから、少なくとも文系か理系かとかは考えないといけなかった。

 

理科の偏差値は29だったが、実は理系に行きたかった。

 

というのも、文系ゴリラだったので、文系科目はやらなくても常に上位にいて退屈だったのだ。(その塾でも数学はてんでダメだったが、英語はそこそこだった)

大学受験を視野にいれていたので、勉強をしないといけないわけだから、勉強しなくてもできるものを勉強するのが嫌だった。それならゼロから頑張りたいと思っていたような気もする。

 

あとは家が不動産で小さい頃から物件のチラシに囲まれていたので、住宅に関する興味もあった。お絵かきのためにつかっていた裏紙に描いてある間取り図を見て、口うるさい母親から逃げて1人で生活する妄想なんかをよくしたものだから。

 

「そうだ、家作る人になりたくね?」なんて思っていた。

 

だが現実はそうも甘くなく、私の理科の偏差値では底辺大学に進学することになるので、学費もバカらしい。文系を余儀なくされるのだった。

 

それからモチベーションをなくした私は高校一年生になった。

当然、勉強などする気にもならず、もう大学に行かなくてよくね?と思うようになる。

 

そもそも親の金で遊んでる大学生がバカに見えていた。

 

 

まあそこから大学進学を目指す過程は端折るけど、高校二年生になった私は私立文系を目指すことになる。

 

はずだったのだが、『黒子のバスケ』に出会ってしまった。

 

高校二年生の時、Amebaに生息しており、緑間あみなどというハンドルネームを名乗っていた。そして毎晩毎晩「緑間くんのシュートは落ちん!ちん」などというつぶやきを残し、朝になると「発言が不適切であるため削除されました」などという警告でタイムラインを埋めていたのである。

 

まあとにかく緑間真太郎に没頭していたことが伝わればいいのだが、それが進路選択にどう関係があるかというとやっぱりある。

 

いわゆる、キャラクターに本気で恋をしてしまう「夢女子」だったので、緑間くんと自分がどう結婚し、どう生活していくのかを真剣に考えていたのだった。

 

緑間くんは料理が苦手だった。

 

だから料理は私が作ってあげたかった。

 

「料理の学校に行きたい!」などと言い出した。

 

当然理科の偏差値も低ければ家庭科の成績も悪いので、却下される。

 

 

進路の定まらない、勉強もしない娘に呆れた母親に私立文系専門の予備校の体験に通わされたりもしたのだが、やはりそれは簡単すぎて向いていなかった。

 

「やっぱ勉強したくねーし、たぶん高3の秋に黒バスの二期始まるよね?受験勉強どころじゃないなー…推薦で文系私大入ればよくね?将来の夢とかより黒バスの二期だろ」

 

などという考えに至り、本当に私は勉強をやめた。が、まあ予備校には行っておこう、その方が母親も静かだな…などと思い、予備校に通った。

 

が、存外予備校の勉強が楽しく、外国語に興味を持った。

日本語は話す、読む、書く、に私は使っていたのだが、英語は「考える」に使っていたので、楽しかった。

ので、外国語を学べそうな学校をたくさん受けた。

思えば日本語以外の言語に触れて何かを深く考えることで現実世界から逃げていたのだと思う。

 

文構を受けたのも、外国語が週に4日あるからだった。

 

 

実際通ってからは落単ギリギリの劣等生だったので、よほど現実と理想の乖離が著しい人間なのだろう、私は。

 

 

 

 

前戯の長すぎる童貞並にくだらないことを書き綴ってしまったが、何が言いたいかというと、

 

幼稚園〜高校までの私がこんなである以上、就活がうまくいくわけはないのだということ。

 

友達が書いてた夢だから、お花屋さん。

早稲田大学の学生に人気の企業って書いてあったから、○○。

 

とりあえず親が怒らないだろうから、中学受験。

親があーだーこーだいうから、とりあえず総合職。

 

見た目のゆるい仕事がいいなあ。

 

大学受験より黒子のバスケじゃね?

就職活動よりティンダーじゃね?

 

大学生になったらモテるのかな。

社会人になったらモテるのかな、結婚してえ〜!

 

楽な学部に入りたい。

9時5時で帰りたい。

 

 

目先のことしか見えておらず、現実逃避的な欲望や「夢」として抱きがち。

 

 

そりゃあ働くビジョンも理想の企業も見つからないわけです。

 

 

いい加減現実見ようにも、見方がわからないよね。

友達の夢じゃない、親の文句言うことじゃない、そんな判断基準持ち合わせてなんてないから。