DearDream1stLIVE RealDream

 

就活だけど、息抜きも兼ねてライブに行った。

 

2.5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!」のユニット、DearDreamの1stLIVE "RealDream"である。

 

 

DearDreamとそのライバルユニットKUROFUNEが出演で、中の人がアミューズ所属でかっこよくてダンスもできて声優は初挑戦だけどみんな上手くてそれでアニメも出て、ゲームのアプリにも声を吹き替えて、ゲームのダンスと同じダンスをそのイケメンたちがキャラの声で踊ってくれるというすご過ぎるライブである。

 

何がすごいって、アニメのアイドルはMVにすると、二次元なのに、人が作ったものなのに作画がずれるが、三次元のDearDreamとKUROFUNEは作画ずれがない。めっちゃかっこよすぎる。

 

 

私の推しはDearDreamのこの木なんの木片桐いつきです!あとはKUROFUNEの黒石勇人の二推し。中の人の推しも、それぞれの担当の太田将熙と株元英彰。

 

基本的にアイドルにも俳優にも関心のない人間なので、ドリフェスはアニメ一話目を見てあまりにストーリーが好きすぎてハマったクチのド新参だ。

 

けど、今日ライブ中に流れた「DDの軌跡」を見て運命を感じてしまった。

 

最初から追ってたわけじゃなかったので、最初の方のイベントを見せられてもなんの感慨も湧かなかった。むしろ周りにいるオタクたちの「懐かしい〜!」の声に「なんだ、古参アピールか?」とソワソワしてしまったくらいだ。

だけど、「壮馬が行く全国行脚」には見覚えがあった。

 

ふうん、なんかよくわかんないけど石原壮馬っていうジャニーズみたいな感じの人がいるのね」と認識していた。だからアニメイトで「石原壮馬」っていう名前を見たときに「あっよく壮馬で出てくるイケメン系の人だ。アニメイトとかで売り出してんだ。俳優?がんばれ!」みたいに思っていた。

 

 

ドリフェスを好きになって、声優を知った時はびっくりした。「あっ!!!!!あのアイドルの石原壮馬くんって、この石原壮馬くん?!?!」と。

 

別の追っかけをしていたときに知った声優のイベントになぜかいま行くことになった。その偶然にいまだに驚きを隠せない。

 

「壮馬が行く全国行脚」を見て、そんな偶然を思い起こしてしまった。

 

 

 

推しは太田将熙と株元英彰と言っておいてなんなんだが、石原壮馬の話をしようと思う。

 

石原壮馬は、恐ろしいくらいに天宮奏(石原壮馬が声を当てるキャラクター)だ。

 

まっすぐで、たまに本心から出た一言が人の心を大きく揺さぶるからだ。着飾ってない等身大の言葉が、逆に計算しつくされた社交辞令のような感謝の気持ちよりも言葉に響く。

 

 

今日はたくさんの応援を貰って素敵なライブができたことに対して「俺まだ20年しか生きてないのにこんなご褒美貰っちゃっていいの?!」「これから先もっと人生楽しいことがあるんだろうな!生きててよかった、これからが楽しみだ」という旨の発言をした。(多少違いはあるが内容としてはこんな感じ)

 

 

すごい考え方がまっすぐで素敵な子だと思った。

 

例えば40歳のファンが聞いたら「私は人生で二倍ご褒美を貰ってるべきなのか」とか「年増で悪かったな」と思うかもしれない。でも石原壮馬はそんなことは考えない。

 

でも、「これから先もっと楽しいことがたくさんあるんだろうな!生きるのが楽しみ!」ともいうから、長く生きている人も、長く生きたことに対して肯定的な気持ちが芽生える。

 

 

 

石原壮馬のそういう無邪気で人を惹きつける天賦の才能が眩しい。

 

 

 

冒頭にも書いたが私は就活生である。

 

内定はなく、20社以上エントリーしてESで落ちた第一志望群が7社、ウェブテストで落ちた会社が1社、面接で落ちた会社が2社、サイレントが2社、選考結果がまだなのが5社、選考に進んでいるのが7社とまあひどい出来である。選考結果がまだの会社が仮に5社とも通ったとしても確率としては半分しか通過できていないことになるのだから。

 

一応早稲田大学の学生であるにも関わらず大量採用な金融機関の書類は通らず、中小企業にはウェブテストで落ち、テストセンターはほとんどが不正解の知能である。

 

もちろんやりたいことなどはない。ただ金は欲しいし、でも楽はしたいし、見た目はゆるいところがいい、けどダサい典型的な文系営業マンでおわりたくない。といいつつ努力はしない。

 

そのくせプライドだけは高く、大手病なので、このままだと留年まっしぐら。

 

 

そんな状況のくせに悠々とライブに行った。

 

頑張ってるDearDreamとKUROFUNEのみんなを見たら、私も就活頑張ろうと思えるかも!って思ったからだ。今日を踏ん切りにまた頑張り直せると思っていた。

 

石原壮馬も株元英彰も、みんなにそういう勇気を与えたいというようなことを言っていた。

 

 

 

だけど私は、就活を頑張ろうとは思えなかった。

 

 

これはDearDreamやKUROFUNEが悪いのではない。むしろ最高を超えていた。

 

ではなぜ私が就活を頑張ろうと思えなかったかというと、就活を頑張った先に夢がないからである。

 

DearDreamやKUROFUNEは、応援を貰う→応援を返す→逆にもっと大きな応援を貰える→また返す→それでもっと大きなステージに立つ、といった風に、頑張ることとその先にある目標が明確なのだ。

 

だが就活はどうだろうか?流されるままに就活生になって、とりあえずエントリー→とりあえず面接→とりあえず運で合格→とくに仕事をした先に自分がどうなりたいというビジョンはない のである。

 

だからDearDreamやKUROFUNEの輝かしいステージを自分の漠然とした将来へのエネルギーとすることはできなかった。

 

 

私は人生でやりたいことはもうやってしまって、私の夢は全てかなっているのだ。

働くことは私の夢ではないから、叶えようと奔走する意味もないのだ。

 

さらに、こんなにかっこいい人たちを見れてしまって、私はさらに幸せで、もう、生きてる理由がわからないのだ。

 

 

少年犯罪を起こす少年少女はリビドーを得られないぶん、恒常性を保つためにデストルドーを得ようとし殺害など残虐な方向性に向かってしまうという。(明確な研究ではないが)

 

しかし私はそういう「プラスの方向に本来は500動いてないといけないのに0のところで動かないからマイナスに500動かすこと」が恒常性を保つことに繋がるとは考えていない。

 

「プラスの方向に500動いたらマイナス500動かして本来の位置の0に戻すこと」こそが恒常性を保つことだと考えているのである。

 

だから私は楽しいことがあるとソワソワするし、つまらないことがあると楽しもうとする。

 

 

今日は楽しすぎて、美しすぎて、心が満たされすぎてしまって心がプラスの方向に動きすぎているから、恒常性を保つためにデストルドーを莫大に感じざるを得ないから、夢もないし死にたい気持ちである。

 

 

ただかっこいいで終わらずこんなことまで考えさせるDearDreamとKUROFUNE、彼らの今後が楽しみなので、まだ生きなければならないとは思うが。

 

 

自分の嫌いなところ再掲

 

率直に、素直じゃないところが嫌いだ。

自己肯定感がなく他者にも肯定されないからと言って間違った方向で自己肯定をしている自分が好きじゃない。

 

誰も認めてあげないなら自分が認めてあげたらいいじゃないなんて言えば立派なもんだが、

それは頑張ってるのを評価されない時とかに言うセリフであって、そもそもなにも努力したことない私が使っていい言葉じゃないのである。努力してない自分を誰も認めてくれないから私だけは認めてあげよう!ってのは御門違いなのである。

 

ここで早速一貫性のない発言だが、私は努力してないと言えば嘘になる程度の努力はしてきている。

ただ、結果至上主義なので、結果が出せてないことに関してはいくらそれに時間を費やしていても「私の努力不足」「そもそも頑張ってないから」と言う。

かと言って結果を出してきたものはというと努力によるものではないのだ。

 

就活ではアルバイトで結果を出してきたことにしているけど、別に何かを頑張ったわけじゃなくて、お客さんの方の人当たりがいいから結果的に私もお客さんと仲良く喋って商品を買っていただけるだけなので私が頑張っているわけではない。

 

就活では大学受験を挫折経験や頑張ったことにしているけど、そもそも私立文系単願でノー勉偏差値65↑の人間が努力などするわけないのだ。努力していたら慶應法やら早稲田政経やらに入れていたと思うし、そもそも外大やらなんやらを目指しても良かっただろう。ただ世間的に文構は一応は早稲田なので努力しましたと言えばまあ納得されるラインだからまかり通ってしまうだけで、実際私の記憶力やらなにやらで早稲田文構というのはむしろ努力をしてない結果の賜物なのだ。

 

そもそもだからもっと恥ずべきことなのに私はなぜか自分を自己肯定してしまっている。勉強しないでいい大学入れた!みたいなノリで。よく考えろよ、小学校から家庭教師や塾に通わされて偏差値50ないような私立中学に入ってさらに大学受験で予備校に通わせてもらって受験料と入学金だけで100万近く払わせた結果がそれだぞ。みっともないと思わないのか?

自分のそういうところも嫌いだ。

 

あの人に何もかも帰結させるところも嫌いだ。

あの人がいたから今の自分がいる!みたいな自分が嫌いだ。そうでもしないと自分が生きてる理由がわからない薄っぺらい自分が嫌いだ。

生きてる理由なんてないでしょ、気づいたら生まれてたんだからとか思ってる割に生きる理由探しに必死な自分が嫌いだ。

 

そして一貫性がないので、それでいて生きてることに理由なんてないと思っている自分が嫌いだ。

生まれた理由とか正直親がセックスしたからだとしか思ってない自分が嫌いだ。

 

オタクをアイデンティティにしている自分が嫌いだ。それしか中身がないからだ。アニメや漫画やゲームにしか人生を費やしてないからそれ以外に自分を説明する手立てがないからと言って、世間的に顔がそこそこなことを逆手にとって「オタクなんです」みたいなていでいる自分が嫌いだ。

 

さらに一貫性がないのでそれでいて自分の顔が嫌い(でも可愛い気もする)みたいな自分がめっちゃ嫌いだ。親の遺伝子や姉妹に比べてブスですみたいなポジションでアイデンティティ確立させようとしてる自分も嫌いだ。「ミミが一番可愛いよ」って言われても「嘘つかなくていいよ」っていう自分も嫌いすぎるし、「ほんとだお姉ちゃんとか親は綺麗だね」って期待通りの返答をくれる人にいい顔ができない自分はもうどうしたらいいのかわからない。

ただの丸顔一重口歪み顔面寄りのブスって思ってるけど、鼻の形と一重の割には大きめの目が自分では気に入ってるからと言って時と場合によって「可愛い」「ブス」と自己評価をコロコロ変える自分が嫌いだ。

 

 

好きな人に好きと言えなかった自分が嫌いだ。

振られるのが怖い?まず好かれてすらなかっただろ。そのくせ「ガチ恋だよ❤︎病む❤︎病むくらい好きになっちゃった❤︎」みたいな結局恋愛してる自分を楽しむだけ楽しんでノーチャンってわかったら「は?あいつまじブサイクだったろ笑」みたいにいう自分が嫌いだ。

好きって言える機会はあったはずなのに。

 

 

ていうかただ単にコミュ障で経験不足のくせに「めっちゃ私キルアみが深い。キルアたよもゴンにそばにいてとか言えないもんね〜突き放しちゃうもんね〜そういうところがそっくりで好きぽょ💖」とかいって自己肯定し出す自分がきらいだ。キルアは11歳だけどお前は21歳だぞって感じだ。

 

「覇王だから」っていう自分が嫌いだ。実力も結果も出してないくせに事実にすがって偉そうにするな。

 

本当は個性なんてないさみしい空っぽの気持ち悪い人間のくせに勘違いを拗らせて我が強くてなにをしても偉そうな自分が真面目に嫌いだ。

空っぽのくせに変なオーラだけはあって嫌いだ。謙虚に生きろ。とっとと死ね。 

男の趣味が悪い〈性格編①〉

 

 

彼氏がいないことに定評があるが、くわえて男の趣味も悪い。

 

今回は好きな男の性格をピックアップして自己分析して行こうと思う。

 

 

 

性格の悪い男が好きだ。

というと少し語弊がある。

 

普通であれば選ばないような男が好きだ。

 

ちょっと気持ち悪いのが好きだ。

 

 

 

よく理系男子の特徴として、夏祭りの季節になると花火を見ながらあれは…とか元素?を言うとかなんとか馬鹿にされるが

 

私は花火をみながらストロンチウムー!って教えてくれる男が好きだ

 

 

どちらかと言うと夏の大三角をみながら「あれがデネブ、ベガ、アルタイル」とかいう文系の下北沢の方がぶん殴りたい。なーにがスーパーセルだ、ドラゴンボールでも私が好きなのは魔人ブウ編だ。トランクスくんは好きですけどね。

 

 

話が逸れました。

 

私はとにかく、花火をみながらストロンチウムとか言って来るような男が好きなんです。

 

 

ムードもへったくれもないですけど、どうしようもないじゃないですか。

どうしようもない、見てて恥ずかしい男の方が隣に置いておきたいんです。

 

 

「ミミが花火見たいと思ってさ、どう?ここの夜景めっちゃ綺麗じゃない?」とか言ってホテルに誘われたとしても私は「このホテル去年は別の人と来たんだろうな」「ミミが花火見たいと思って…とか、花火好きじゃないしな」「なんでドヤ顔なん、お前花火に美少女をさそった自分が好きなだけやろ」「股間の打ち上げ花火?いや…消えそうな線香花火やないか」とか色々考えてしまうんですね

 

 

でもストロンチウムー!とかいってくれたら

「お前花火興味ねーのかよ!」って言えるし、それで「うーん、でもミミの浴衣は見たかったしなあ」とか言って貰えたら嬉しいじゃないですか、私も浴衣が着たいですし。

「私も別に花火とか興味ないよ。…あ、どうでもいいんだけど、高校生の時書いたBL小説で高尾和成がね、緑間真太郎に「星よりも星を見てる真ちゃんが好きだしずっと見てたいよ」っていうんだけど、そういう感じだよね?」とか話題が広がるわけなんです。

 

 

 綺麗な女のためにホテルを取ってくれるような男に黒子のバスケボーイズラブの話ができますか?

 

 

人事「死亡理由をお聞かせください」

 

 

人事「死後の世界へようこそ。あなたのエントリーをお待ちしておりました。では、手始めに1分間で死亡理由をお聞かせください」

 

私「生きてることが嫌になったからです。なぜ嫌になったかというと、私は自分に向き合うことや嘘をつくことが苦手で、就職活動に行き詰ってしまい、安直な安心感を求め、死を選びました。生きている以上、就職活動に向き合わないとならない気がしたので」

 

人事「はいっ、ありがとうございます。1分より短いですが、まあいいでしょう。次はというとですね、天国か地獄か配属の配属ですが、基本的には本人の意向を聞くようにはしております。しかしながら必ずしもそこはご希望が通るわけではないということをご了承くださいませ」

 

私「地獄がいいです」

 

 

人事「ほう、こりゃあまた」

 

 

私「天国って、人生の成功者が行くところでしょう。私には到底似合いません。成功者だらけの環境でやっていけなかったのですから、こうして死んだわけですし。それに天国では、地球を上から見渡して、自分の家族が悲しむ姿や、恋人の姿を見ないといけないんでしょう。私は見たくありません。恋人はいないですし。」

 

人事「お言葉ですが、それでは現世と天国が嫌だから地獄を選んだように思えるのですが…。私どもは、地獄でならないといけない理由を知りたいのです。そんな生半可な気持ちで来られるほど、地獄は甘いところじゃないですよ」

 

私「ありがとうございます」

 

人事「では、面接はこれにて終了です。本日の結果に関してですが追ってご連絡しますのでしばしお待ちくださいませ。最後に聞きたいことはありますか?」

 

私「不採用であった場合どうなるんでしょう」

 

人事「もう一度エントリーし直してもらうことになります」

 

私「それでは、自然死した人々はいったいどのようにしてこの世界に来たのですか」

 

人事「コネ入社です。天下りのポストみたいなもんで、まあ、長生きへの功労として死ぬ権利を与えているので」

 

 

私「それでは、極悪人は?」

 

人事「インターンシップ参加者のようなもんです。極悪人の場合天国にはいけませんので、地獄への死亡理由を聞く間も無く配属が決定しますので、多少は有利でしょうね。死んだあとために前世で悪事を働いたわけですので。…質問は以上でよろしいでしょうか?」

 

 

 

見てほしい自分再掲

 

自分のアピールポイントというのがよくわからない。

 

 

左利き。覇王線あり。おたく。顔がまあまあ可愛い。頭がそこそこにいい。

 

 

くらいしか売り込むところがない。

 

まず、左利きは人口の1割しかいないし、左利きというだけでなんとなく頭がいいのはわかってもらえるだろう。

覇王線もしかも三奇紋って言われるくらい珍しいく、努力家や成功者にあらわれる手相だ。

 

おたくってのはまあそれくらいしかアイデンティティがないので売り込まない。

 

 

顔はオタクの割にはマシ、程度。

 

頭は本当にそこそこに良いと思うんだけど、面接で頭の良さをわかってもらうことはちょっと難しい。

 

 

 

見てわかるようにわたしのアピールポイントは何も実績や経験に基づかないのだ。

 

 

生まれつき左利きだし、覇王線は努力家にあらわれる手相だと言ったが、わたしの覇王線は右手に出ている。手相は利き手には後天的なもの、逆の手には先天的なものがあらわれるとされているので、努力をした人生だから覇王線が出たわけではなく、ただなんとなくもうあるのだ。

 

顔もまあ遺伝としか言いようがない。

 

 

頭がいいってことは大学は?受験とか頑張らなかったの?って話なんだが、本当に頑張っていない。黒子のバスケセカンドシーズンを見ていた。記憶力でなんとかなった。

 

ただこれを話すと困る弊害がある。

記憶力いい割に大学の第二外国語の成績悪くない?問題である。

 

そもそも大学生になることがとりあえずのゴールみたいな人生を送ってきた人間が記憶力を大学生活で発揮できるわけがないのだ。

 

プリキュアも役目が終わったらプリキュアになれない。それと同じだ。わたしも役目が終わったので記憶力はもうないのだ。

 

 

こうなるともう実績や経験に基づいているアイデンティティがオタクだけである。

 

 

じゃあ自己PRをする時にわたしはタイマーをセットされて即座に「私はオタクです。」と言いだせばいいのか?そうではない。

 

 

だから、売り込みたい自分を考え、逆算し、そこから経験をでっちあげているわけだ。

 

 

 

こんなのは絶対におかしい。その時点でもうみて欲しい自分なんかはどこにもいない。

 

 

履歴書の中の私は、人と仲良くすることが得意で、行動力や企画力があって、子供が大好きということになっている。

 

実際は異性と親密な関係になりたくて、行動力とか企画力はよくわからんが、男の子が大好きである。

 

完全に別人じゃないか。

 

 

さらに追い討ちをかけるように「志望理由は?」

 

うぬぼれんな 大手だからだよ

 

 

「頑張ってきたことは?」

 

うるせえ頑張んなくてもなんでもできんだよこっちは

 

 

なんで頑張ることが美徳なんだ?それを教えてくれ

 

偏差値を20あげて早稲田に入ったやつと偏差値を65以下にしたことがなく早稲田に入ったやつで、なんで前者の方が頑張ったみたいになるんだ?

偏差値45からのスタートってのがもうまずわからないんだが?人よりできてないことが多かったのが人並みになっただけだろ。

それは努力じゃねえ。当たり前だ。

当然を偉そうにするんじゃねえ。

 

 

そんなこと言うならお前も周りの人がやってる就活ってモンを人並みにやってみろって話なんだが。

 

そう、だから私は就活をやっている。

 

今まで散々馬鹿にしてきた人並みを私はやっている。

 

それが就活をやっている理由だ。

 

 

ここで折れたら普通の人間にどう顔向けしたらいいのかわからないからだ。

 

 

つまんねえ人生を送ってきた幼いころのわたしに、どうどんな大人になったか説明したらいいのかわからないからだ。

 

 

子供が好きなんじゃなくて、自分みたいなクソガキが増えて欲しくない。

 

自分みたいな人間でも人並みに評価される人間になれるってわかったら小さい頃の自分も少しは報われるからだ。

 

 

これが大手がいい理由だ。

 

 

エントリーシートにはこういうことを書かせろって話なんだが?

 

 

男の趣味が悪い再掲

 

 

 

花江夏樹の顔が好きだ。

 

「彼氏とかいるの?」と聞かれ、いないと言い、理想が高いのかと心配される。

私は間髪入れず花江夏樹を見せる。

 

 

「こんなのどこにでもいるじゃないか」

 

という返事が来る。

 

 

そうだ、どこにでもいるだろう。だからいいんじゃないか。

 

身長も典型的な日本人。

日本人にありがちな細い身体。

異常に細い目、でかい鼻。

 

 

見ているとクセになる。

 

 

花江くんは金はあるので、細い脚を高い服に包んでいるのである。

 

顔はどこにでも転がっているかもしれないが、あの顔でポンプフューリーを履きこなせるのは花江くんだけだ。

 

いつから高学歴が好きだと錯覚していた?

 

高校三年生の時青峰大輝くんと付き合っている妄想をしていたものだが、私の妄想の中の青峰くんは高卒だった。

 

私はというと、上智大学国語学部英語学科もしくは青山学院大学文学部英米文学科に通っているキラキラな女子大生という設定だった。

 

 

青峰くんはバスケの推薦で大学進学を考えたいのだけれど、試合で脚を痛め、バスケを引退。大学にも進学せずに引きこもり。彼女の私は彼を心配し、学校の後には青峰くんの家を訪れ、バイトの話や学内の話をするのだった。

 

そうすると青峰くんは自分は引きこもっているのに彼女は毎日楽しそうで、どこかに消えてしまうのではないかと不安で私をブン殴った。ぶん殴られて意識の飛んだ私は病院に搬送される。そこで青峰くんは気付く、こいつがいなくなることがあるとしたら俺のせいだ…。青峰くんは誓う、一生私を大切にすると。

 

 

まあこういう心底くだらない妄想だった。

ちなみに早稲田大学に進学が決まった時は都合よく設定を変え、青峰くんを早稲田大学スポーツ科学部に進学させてあげることにした。(火神大我も中の人繋がりで早稲田大学スポーツ科学部に進学、緑間真太郎は早稲田大学教育学部理学科?みたいなところに進学、高尾和成は早稲田大学教育学部複合文化?みたいなところに進学、花宮真は早稲田大学法学部に進学、とあらゆる黒子のバスケの登場人物を脳内で早稲田大学に進学させたことは黒歴史であり、数少ない愛校心のあらわれである)(ちなみに今吉翔一はセンター試験の傾向の変化と出願倍率が読みきれず国公立落ち慶應法学部である)(花宮真と今吉翔一が早慶法学部というトンデモ胸熱設定である)(早稲田大学法学部を擬人化する時は福山潤さんでお願いします)(文学部は斉藤壮馬さん、文化構想学部は内山昂輝さんでお願いします)(それハイキューでよくない?)

 

 

 

話が逸れました

 

えっと、私の脳内では青峰くんは高卒設定だったし、よくてスポーツ科学部設定だったんです スポーツ科学部にしたのはおそらく進学先にたまたまスポーツ系の学部があったから脳内で通わせてみようと思ったらってのと火神の声優さんの出身だったから胸熱だったんじゃないでしょうか、まあ、とにかく大学なんてどうでもよかったんですね

 

 

そもそも思い返してみると高校時代付き合ってた青峰くんは本当に勉強ができなくて、私はよく青峰くんに勉強を教えてあげていました。

 

 

代わりに補習の課題を解いてあげたこともあります。「ありがとな、ミミ」って言ってもらえるのがうれしかったです。

えーっ!ミミちゃんあんなのと付き合ってるの!って言われるのがうれしかったです。そして恥ずかしくて、2人だけのひみつでした。

三つ編みを解いて青峰くんと放課後デートするのが楽しみでした。

頭のいい、地味な私と、運動ができて目立つ青峰くんは学内では付き合ってることを内緒にしていました。

 

 

もしくはこういう妄想もしていましたね。

帝光時代から既に付き合っていたんです。

修学旅行では2人でクラス行動に行かずに暑いバスの中で、パーキングエリアで買ったアイスクリームを半分こしました。一口よこせって言われてキスをしました。それが私のファーストキスです。ソーダ味でした。

自由行動も班を抜けてデートしました。夜に2人で肝試しもしました。

 

でも幸せな時間ってのは長くは続かなくて、私は両親の離婚、母親の再婚に伴い原一哉くんの義理の妹になり、霧崎第一高校に進学が決定します。そして青峰くんとサヨナラをします。

お兄ちゃんになった原一哉くんに帝光の出身だというと、高校からはバスケ部のマネージャーに抜擢され、キセキの弱点を教えてくれと言われるようになります。まあ当然、わからないんですけど。

そして試合で、青峰くんと再会します。

 

 

よくわかんないですね、まあ、何はともあれ、彼氏に学力は求めていなかったんです。

 

 

 

 

それがいつのまにか「言うて最低でも早慶では?」みたいな可愛げのない女になってしまったんでしょうね